Contents
- 1.いつ食べても飽きない味!醤油ベースの寄せ鍋
- 2.鳥の出汁が程よく聞いてあっさりした味の水炊き鍋
- 3.ピリ辛なスープが程よくご飯がすすむ!キムチ鍋
- 4.味噌ベースの味と具材の味が程よくマッチする石狩鍋
- 5.具沢山でバランスもよく健康にも優れたちゃんこ鍋
- 6.実は安い?!ちょっと変わったホルモンなどをふんだんに使うと美味しさ広がるもつ鍋
- 7.ブランド牛使ったすき焼き!肉と玉子と割り下の味と複雑に絡み合う王者の味
- 8.豆乳鍋は湯葉も食べることができる2得の味
- 9.トマトの酸味が利いてお腹いっぱい食べれるトマト鍋
- 10.〆の雑炊がチーズリゾットのような洋風な味を表現!チーズ鍋
- まとめ……みんな大好き鍋の味!寒い冬を鍋を囲ってのり切ろう!
秋も深まり、冬が近づいてくると温かい食べ物が恋しくなりますね。
その時に食べたいのは、ずばり鍋料理でしょう。一人で好きな鍋をつつくのもいいし、友達や仲間カップルで囲って鍋に舌鼓をうつのもいいですね。
最近では、鍋も多様化し様々な味が手軽に楽しめるようになりました。寄せ鍋や水炊き、ちゃんこ鍋やチゲ鍋、豆乳鍋やチーズ鍋など好みは色々あるでしょう。鍋の魅力は、手軽に作ることでしょう。材料を切って、出汁を取り、スープで具材をまとめてグツグツ煮込み、肉から野菜、根菜やきのこ類まで、様々な栄養が1度に摂れるのはずぼらなめんどくさがり屋でも簡単に出来上がってしまう。手抜きをして良いのなら毎日でもいいって思えてしまいますね。
そんな寒い時に食べたい鍋、おすすめ10選をまとめました。
今回紹介するのに参考にしたのは、エバラ食品が発表している鍋トレンドの実態調査の人気ランキングです。
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1.いつ食べても飽きない味!醤油ベースの寄せ鍋
様々な地方の特色が出やすい寄せ鍋はいかがですか?
野菜やきのこ魚介類もしくは、肉類をふんだんに使いほっこりと芯からあたたまることができます。メインを肉か魚にするかによっても味は変わってくるし、出汁も鰹節にするか昆布にするかによっても変わってきます。
地域によっても作り方や材料の選び方は変わってくるため、友達同士で集まってもいろんな意見が出るのがいいところです。
個人的におすすめなのは、鯛や鰆、海老や帆立、はまぐりやイカなど魚介類をふんだんに使った魚介ベースの寄せ鍋は絶品です。普段中々魚から遠ざかっている時にいつも以上に食べることができるのはとっても嬉しいところです。同時に野菜やきのこ類もバランスよく取れるのがいいですね。
締めはやっぱりうどんかな。魚や海老、貝類の出汁が利いており複雑なスープと一緒にグツグツ煮込んでまるで鍋焼きうどんのようにもできます。もちろん、ご飯でも十分に美味しくいただけます。
作り方様々な寄せ鍋は、この冬絶対に食べたいですよね。
2.鳥の出汁が程よく聞いてあっさりした味の水炊き鍋
元々は長崎の家庭料理として南蛮料理として外国から伝えられ、明治初期に博多に伝えたのが博多名物「水炊き」の始まり。
主に九州や関西で食べられることが多い水炊きは、地域によっても作り方が違うようです。鶏肉を使うことは共通なのですが、九州ではキャベツを主に、関西では、白菜やネギを使いポン酢醤油で召し上がるのが一般的。
今では全国にも広がっており、昆布出汁で鶏と野菜を煮て、ポン酢で食べることも。更には、鶏肉の代わりに豚肉を利用することもあるそうです。
作り方もいたって簡単で、多くの水を鍋にはり、骨付きの鶏肉を煮立たせ骨から出汁を取っていくという方法。手羽先を先に煮て、出汁をしっかり取ってからもも肉を入れていくのもおいしくする方法もありです。色んな工夫をすれば味は深まりますね。
ポン酢の代わりに、橙などの柑橘系の果物を絞って柚子胡椒を使用する美味しい食べ方もあるようです。
野菜などの具材は、お好みでいれるのもいいでしょう。栄養のバランスを考えると、多種多様な種類の野菜をいれるのがいいかと。
あっさりした水炊きで栄養を沢山つけてくださいね。
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3.ピリ辛なスープが程よくご飯がすすむ!キムチ鍋
ピリ辛な味を楽しむキムチ鍋はいかがですか?
雑炊にするまでもなく、ご飯がめちゃくちゃすすみます。
醤油ベースか味噌ベースにするかでちょっとした味が変わってきますけど、キムチからも出汁が出るので比較的あっさりした味付けで十分な味わいを貰えます。
キムチと白菜を半々にして、ネギとニラをバランスよく使い、豆腐を添える。そして豚肉をたっぷり使うのがボリューム満点で満足できるレシピです。やっぱり肉を沢山食べると心もハッピーになるので、どっさり行きたいところですね。
気をつけたいのはスープの味。キムチが強くなりすぎると、他の味も感じにくくなるためベースはしっかり作るのが良いでしょう。
ショウガやニンニクをいれるのを忘れずに行いたいところ。唐辛子は、汗をかき体温を下げる働きがあるため、ショウガを使ってぽかぽか温まりましょう。
もっとおいしくする工夫もあります。ちょっと手間のかかる作り方ですが、キムチをいっかいフライパンで炒めることで香りがよく仕上がります。
そんなに材料を多く利用せずに簡単に作れる豚キムチ鍋を楽しんでくださいね。
4.味噌ベースの味と具材の味が程よくマッチする石狩鍋
北海道を代表する鍋の石狩鍋。郷土料理100選にも選ばれるこの味噌ベースの美味しい鍋は、野菜と鮭をバランスよく使い、味噌の香ばしい香りとともに楽しむことができます。
鮭は、骨やアラも使うので、一匹丸々買ってきて、鮭のすべてを楽しめる鍋と言えるでしょう。隠し味には、牛乳やバターを使うこともあり、まろやかな味を演出してくれます。味噌とバターの相性は抜群で、それが使われていると聞いただけでヨダレが出てきてしまいそうですね。
鮭の臭みが嫌いな方は、山椒をふりかけることで消すことができるみたい。
石狩鍋ではなくなりますが、味噌ベースの鍋はほっこりするので、冬の間に1度は食べておきたいですね。味噌仕立ての牡蠣鍋なんかも最高に美味しそうです。
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5.具沢山でバランスもよく健康にも優れたちゃんこ鍋
力士のちからの源といわれているちゃんこ鍋はいかがでしょうか?
多く食べられているちゃんこ鍋は、引退した力士が相撲部屋で食べられていたちゃんこ鍋を一般向けに改良したものが多いです。
一度に多くの栄養を取ることができ、バランスよく、みんなで囲って楽しむことができるので、連帯感が生まれるのはいいところ。
作り方は、様々な方法があって、ちり鍋風にしたのと寄せ鍋風にしたのと2種類あります。スープや出汁の味を変えることで毎日食べても飽きない工夫がされているのが凄いところ。やっぱり相撲部屋で毎日でも食べれるように具材や味を変えながら複数の味を楽しめるのもちゃんこ鍋の魅力でしょう。
今では、豚や牛などの肉も使われるようになってきましたが、元々は鶏や魚を中心に使われていました。これは、相撲からしてみると四つん這いの動物は縁起が悪く、2本足でも立っていられる鶏を使っていたという歴史も面白いところです。
色々なものに願いを込めているのが面白いところですね。
6.実は安い?!ちょっと変わったホルモンなどをふんだんに使うと美味しさ広がるもつ鍋
オーソドックスな肉ではなく、内臓をふんだんに使ったホルモン鍋はいかがでしょうか?
かなりのエネルギーが付きそうで、冬の辛い時期を乗り切れそうな予感がします。
もつの臭みを減らすために、ニンニクや唐辛子などちょっと辛めの味付けになり、ごま油の香ばしさも合わさってかとてもヘルシーかつ美味しい鍋に仕上がっています。
元々は福岡が発祥の鍋で、万十屋がモツ鍋発祥の店とされています。歴史を辿っていくと、元々は和菓子の店だった万十屋が砂糖が手に入らなくなったことで、ホルモンに目をつけ、鍋の具材に使ったのがきっかけだそうです。
今では様々なところで食べられるようになり、大量のキャベツとニラ、そしてニンニクと唐辛子と一緒に豚や牛のもつをグツグツ煮込んで食べます。材料もシンプルで、もつの食感を楽しみながらあたたまる凄い料理でしょう。
スーパーよりお肉屋さんが近くにあったら、もつの種類も多少は手に入ると思います。
色んな種類のもつを使って、複雑な味に仕上げてみてはいかがですか?
7.ブランド牛使ったすき焼き!肉と玉子と割り下の味と複雑に絡み合う王者の味
子どもから大人まで大人気のすき焼きはいかがでしょうか?
牛肉とネギや春菊、しいたけや焼き豆腐、白滝など、魅力的な食材を使い、甘じょっぱい醤油ベースのスープでグツグツ煮込んで、良い感じになったら、溶き卵と一緒に食べる。
牛肉以外の具材を使用すると名前が変わり、「魚すき」、「鳥すき」、「うどんすき」のように味に対しての変化も楽しめます。
野菜の中で春菊のほろ苦さが割下の甘さと調度良く絡みあって絶妙な味を醸し出します。
地域によって使う具材は違っており、もやしやじゃがいもをいれることもあるので楽しさが広がります。
すき焼きのイメージは高級というのもブランド牛を使用することからといわれています。ちょっと贅沢したいときは美味しい牛肉を美味しいすき焼きで食べてみませんか?
もちろん、国産牛やオージービーフ、アメリカンビーフでも美味しくできるので試してくださいね。
8.豆乳鍋は湯葉も食べることができる2得の味
豆乳鍋を食べたことありますか?
豆乳の濃厚かつあっさりした味わいと熱を加える事で豆乳から湯葉ができ、それを掬って食べる。一つの鍋で何度も美味しいのが豆乳鍋です。鍋の具材は、豚肉や白菜、ネギや大根、きのこ類。オーソドックスな材料を使うことが多いです。しかし、豆乳のまろやかな甘味が具材の味を引き立たせ、他のベースの鍋とは違った味にあるのも嬉しいところ。
豆乳鍋に使う豆乳はこだわったほうが良いです。スーパーで売っている成分無調整の豆乳を使ったり、豆腐屋さんが近くにあるなら、そこで売られている濃厚の豆乳を使用するのが良いでしょう。ベースの味をしっかり作っておくことで、濃厚かつ複雑な味に仕上がります。
そういった美味しい汁で作るから最後に食べる締めの一杯のご飯やうどんも美味しいのです。
9.トマトの酸味が利いてお腹いっぱい食べれるトマト鍋
甘酸っぱくてあっさりしたまるでイタリアンのような鍋はどうでしょう?
トマトをふんだんに使った鍋で、鶏肉や野菜と共にいただきましょう。トマトがちょっと高いかもーっていう場合は、トマト鍋の素などのスープを活用するとお手軽でも美味しくいただけます。
ウインナーやじゃがいもなど、鍋にはあんまり使わなさそうな具材を入れられるのもいいですね。
〆はやっぱり、トマトリゾット!具材から滲みでた出汁が、ちょうどいい塩梅になってご飯を包み込みます。汁を吸わせてしまって、鍋上でオムライスというのも変わった楽しみ方できっと盛り上がるでしょう。
よかったらたまにはちょっと変わった味を楽しんでください。
10.〆の雑炊がチーズリゾットのような洋風な味を表現!チーズ鍋
変わった鍋と言ったら、匂いが美味しくて食欲がそそるチーズ鍋はいかがですか?
スープを固めにしてチーズフォンデュを楽しんでいるかのような感覚で鍋にするのも良し。チーズ好きにはたまらない味が楽しめます。程よく絡みあったチーズが、具材と調和して他の鍋とは別次元の味に変わっていきます。
スープをチーズの味にするやり方も一つありますが、塩ベースのあっさりしたスープで具材を煮込み、ある程度出来上がったらチーズを上に乗せ蓋をして数分煮込めばOKです。蓋を開けたら、絶妙にとろけたチーズが姿を見せてくれるでしょう。トマト鍋の上にチーズを乗せたら破壊力バツグンです。
〆は、チーズリゾットにするかちょっと重めでも良ければ、フェットチーネのような幅広の麺を入れ、チーズカルボナーラのような感じにするのも魅力的です。
まとめ……みんな大好き鍋の味!寒い冬を鍋を囲ってのり切ろう!
鍋についてまとめましたがいかがでしたでしょうか?
お腹が空いている時に、ご飯の記事を書くと余計お腹がぐーぐーなってしまいますね。
鍋は、地域によっても作り方様々だし、ある程度、出汁をとったりベースのスープをしっかりすれば、後は具材を好きに変えていくこともできます。人の好みに合わせた作り方ができる強い味方ですね。
あなたはどんな鍋が食べたくなりましたか?
家に友達や彼女を招いてみんなで鍋パーティということもいいですね。距離が近くなるためにもみんなで一つの鍋をつつき合いましょう!