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簡単で美味しい軽いカクテル、レゲエパンチ
レゲエパンチというカクテルを知っていますか?
居酒屋やバーでメニューを見た時、名前の印象から強いカクテルなのかと思いきやピーチリキュールとウーロン茶を使ったあっさりした味を楽しめる人気カクテルです。
レゲエパンチという名前ではなく、地域によっては様々な呼び方があり、ピーチウーロンという呼び名のほうがわかりやすいかもしれません。本記事はそんな女性に人気なレゲエパンチについて紹介していきます。
レゲエパンチは仙台のご当地カクテル
レゲエパンチの発祥は日本の仙台発で、全国に広まっているカクテルです。『日本経済新聞』によると、発祥は1991年に仙台の繁華街である国分町の「サウサリートカフェ」にて、バーテンダーの黒澤亮一氏がお酒の不得意な女性客のために作った、ピーチリキュールのウーロン茶割りがレゲエパンチと名付けられるようになりました。この初めて飲んだ女性客がレゲエミュージックのファンだったといわれているという説と他にも幾つかあるそうです。
味は、紅茶のようにさっぱりした味わいで、飲みやすくてお腹が膨れず、見た目の色が濃いため一見すると強いお酒を飲んでいるように周りから格好良く思われるため、人気が出たとそうです。
レゲエパンチの歴史
レゲエパンチの歴史は、1991年に誕生したところから始まります。それから爆発的に広がったのは、1990年代後半のクラブブームの際です。ダンスクラブで踊った後に、喉の渇きを潤すためバーで頼む飲み物として広がり始めた。
ダンスをしていると体型の変化についてとても気にすると思います。ビールを飲んでしまうと、炭酸でお腹が膨れ上がりぽっこりしてしまう可能性もゼロではありません。その代用としてレゲエパンチが市民権を得て、広く飲まれるようになりました。
地域によっては名称が変わるレゲエパンチ
レゲエパンチは、地域によって幾つかの呼ばれ方があります。
ウーロン茶が使われているため、中国のイメージが強く、北海道では「姑娘(クーニャン)」、関西では「上海ピーチ」、関東では「ピーチウーロン」というように地域で変わってきます。
もちろん、レゲエパンチという名称も使われています。
その他、「チャイニーズピーチ」や「チャイナピーチ」、「ピンクドラゴン」というような名称もあります。
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レゲエパンチのレシピ
レゲエパンチは家でも簡単に作ることができます。シェイカーを使わず、マドラーやバースプーンなどでかき混ぜれば良いため気軽に作れます。
レゲエパンチの必要材料
レゲエパンチは、ピーチリキュールとウーロン茶があれば作れます。単純ではあるものの、ピーチリキュールの質や代用品などでも作ることができ、それらを「なんちゃってレゲパン」などと呼ばれます。
<レゲエパンチの材料>
ピーチリキュール………30cc
ウーロン茶………………120cc
レモン……………………8分1カット
ミント……………………適量
基本的には、ピーチリキュールとウーロン茶を利用すれば、レゲエパンチは作ることができます。ピーチリキュールにも種類は多く、ピーチの風味が違うのものもあります。ピーチリキュールを変えることで、自分ごのみのレゲエパンチを追求しても面白そうですね。
レゲエパンチの作り方
レゲエパンチはシェイカーを用いずマドラーなどで混ぜあわせるだけなので、誰でも簡単に作ることができます。
<レゲエパンチの作り方1>
グラスに氷を入れます。氷を溶かさず長く持たせるためには、30分ほど冷蔵庫にグラスを入れておくといいでしょう。
<レゲエパンチの作り方2>
氷の入ったグラスにピーチリキュールを注いでいきます。おおよそ30ccほど入れるといいでしょう。ピーチの味を強くしたい場合は40cc程度入れて下さい。
<レゲエパンチの作り方3>
ウーロン茶を足していきます。120cc程度入れるのがバランス良くていいです。
<レゲエパンチの作り方4>
ウーロン茶を入れたら、マドラーやバーでかき混ぜていきます。最初のうちはマドラーやバースプーンを上下に動かし、全体が混ざるようにします。その後円を描くように6回~10回ほどかき混ぜるのがいいでしょう。
<レゲエパンチの作り方5>
8分の1にカットしたレモンを絞り、中に入れます。味にアクセントをつきます。そして、お好みでミントを添えて完成です。
パーティなどに重宝するレゲエパンチの作り方
一人分ずつレゲエパンチをつくるのはちょっとした手間なため、一度に多めの量を作る方法もあります。
ピーチリキュールとウーロン茶の比率は1:4~1:3です。1リットルのボトルを使ってまとまって作ると、気軽にいつでも飲むことができます。
<1リットル分の作り方>
ピーチリキュールを200~250cc分ボトルに入れます。その後、ウーロン茶を800~750cc分入れます。分量はピーチリキュールを濃くしたいかで決まります。
蓋をしたら、上下逆さまにして少しずつ混ぜ合わせていきます。4~5回分程度混ぜあわせれば完成です。
一度に多めに作っておき、飲む時に氷を入れ、注げば完成です。
パーティなどで気軽に飲めるようにすればその都度つくる手間が省けます。
実際のバーでもこのような作り方をしているところもあり、マドラーやバースプーンで混ぜあわせる技術がなくても誰でも簡単に作れる方法です。
レゲエパンチのアレンジレシピ
レゲエパンチは、ピーチリキュールとウーロン茶だけでつくるレシピなため、アレンジした作り方も沢山考案されています。
<なんちゃってレゲパン>
ピーチリキュールがない場合、蒸留酒や焼酎など味のない酒と果物のジュースを混ぜあわせてピーチ割を作り、それにウーロン茶を足して「レゲエパンチ風」にしていく方法。
リキュールがなくても手軽に近い雰囲気を楽しめるため、大人数での飲み会の時に重宝します。
<ハードレゲエ、レゲエパンチ・ストロング>
一般的にレゲエパンチは、アルコール度数が低くなります。ピーチリキュール自体アルコール度数が13~20%で、割ると4%程度に落ち着きます。強いアルコールが欲しい場合は、レゲエパンチに無味無臭の焼酎やジン、ウォッカなどを足してアルコール度数を上げる方法があります。
レゲエパンチよりアルコール度数を高くしたものをハードレゲエやレゲエパンチ・ストロングと呼ばれます。
<ホットレゲエ>
氷を使わず、ホットウーロン茶を用いたレゲエパンチ。寒い時期に温かい飲み物が欲しい場合、ホットレゲエは重宝されます。
<ブラックレゲエパンチ>
ウーロン茶の代わりに、サントリーから発売している黒ウーロン茶を用いることで、苦味の増した味わいのレゲエパンチが楽しめます。
<ゲイシャパンチ>
ウーロン茶の代わりに、緑茶を用います。つまり、ピーチ風味の緑茶カクテルです。
レゲエパンチとはちょっと違った味わいが楽しめます。
<沖縄レゲエパンチ>
ピーチリキュールの代わりに黒糖梅酒をウーロン茶で割ったカクテルです。
ピーチリキュールから違ったものをベースにしているため、確実に違うものが出来上がっていると思いますが、レゲエパンチの名称が名付けられています。
<レゲエパンチにおすすめなトッピング>
レゲエパンチを飲む際に、レモンを絞ったりミントを落としたりするのが一般的です。レモンの代わりに柑橘系の果物を軽く絞るとちょっと違った味わいが楽しめていいでしょう。
ピーチリキュールの種類
レゲエパンチのベースであるピーチリキュールについて紹介していきます。
ピーチリキュールを変えるだけで、レゲエパンチの味わいは変わります。自分ごのみのレゲエパンチをつくるために、知っていく必要があります。
<ルジェ クレーム・ド・ペジェ アルコール度数15%>
地中海の明るい陽光のもとで育った、南フランスの芳醇なピーチリキュールです。自然でまろやかな甘さと新鮮な味わいと桃の柔らかさがぎっしり詰まった味わいです。
レゲエパンチをつくる時に、王道の一つとして選択したいピーチリキュールです。
<デマンディス クレーム ド ペッシュ アルコール度数18%>
ピーチの酸味と香味のバランスが良くとれたフレッシュな味わいが魅力的なピーチリキュールです。
こちらもレゲエパンチを作るのにいいピーチリキュールです。
<オリジナル ピーチツリー アルコール度数20%>
世界中で愛されているピーチリキュール。フレッシュでジューシーさが詰めこまれたオリジナルピーチツリーです。
<ミス・ピーチ アルコール度数16%>
桃をたっぷり漬け込んみ、桃の果汁から生まれたフレッシュでフルーティなリキュールです。
<マリーブリザール ピーチ アルコール度数18%>
フランスのボルドー原産のピーチリキュールです。天然の桃の香味成分がたくさん詰まった甘い味わいのピーチリキュールです。
<ボルス ピーチ アルコール度数17%>
熟成されたピーチの味が楽しめます。透明のリキュールというのが特徴的です。。
<キングストン ホワイトピーチリキュール アルコール度数24%>
他のピーチリキュールよりアルコール度数が高めのピーチリキュールです。
価格も倍近くし、素材などにこだわって作られた甘くてスッキリとした味わいのピーチリキュールです。
レゲエパンチはカロリーも低くダイエットにも安心
レゲエパンチは、甘いリキュールを使っているものの1杯あたりのカロリーはそれほどまで高くなく、250ccあたり47Kcal安心して飲めます。
居酒屋の笑笑が公表しているカロリー一覧を確認しても、ウーロン茶を使っているカクテルでも、カシスウーロンは124Kcalに比べ、レゲエパンチは80Kcalと少ないです。
もちろん、緑茶ハイや梅干しサワーなど甘くないアルコールよりは高いですが、甘いカクテルが飲みたくなった場合で、カロリーを気にする方は頼んでみてもいいでしょう。
甘いモノが大敵といわれているダイエット中の救世主になるかもしれません。
アルコールがあまり得意でない彼女とのデートにおすすめ
レゲエパンチを知っておくと、バーでのデートの時に重宝します。
カクテルはものによっては、甘くてアルコールを感じさせなかったとしても度数が高いものも存在します。
お酒に弱いからとバーへ飲みに行くのに一緒に行ってもらえないとったことが避けられ、素敵な空間を一緒に楽しむことができるようになります。
また甘いお酒であるため、女性にとっても飲みやすく喜ばれること間違いないです。更にスッキリした甘さというのがレゲエパンチの魅力です。
彼女や女の子とデートをする時に、バーを選び相手に合わせたカクテルをそっと選んであげると、男性のポイントが上昇するでしょう。
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まとめ
ピーチリキュールを使用したレゲエパンチの作り方や由来・歴史などまとめましたがいかがでしたでしょうか?
レゲエパンチの歴史を辿っていくと、今から約25年前とそれほど古いわけではありません。
仙台のバーで、お酒が苦手なお客様におすすめしたのを由来とし、90年代後半のダンスブームの際にクラブで大流行したことで市民権を獲得しました。
ビールだとお腹に溜まってぽっこりしてしまうところ、喉の渇きを適度に潤し他の人に見られても大丈夫なボディラインを維持できます。
レゲエパンチの要となるのはピーチリキュールで、市販されているピーチリキュールを使うことで、味わいが違ったカクテルを作ることができます。更に、シェイカーを使うことがないため、誰でも簡単にレゲエパンチを作ることができます。
また、ピーチリキュールがなくても代用品を用いたなんちゃってレゲパンや黒ウーロン茶を使用したブラックレゲエなど、アレンジされたカクテルも多いです。
どの作り方もカロリーを低くすることができるため、ダイエット中もしくはカロリーを気にする方に心強いカクテルといえるでしょう。
デートの時にもアルコールの弱い女の子と飲む際に重宝するため、レゲエパンチのことを知っておくと役立つでしょう。
外で飲む時も家で作る時もレゲエパンチは幅広く好まれますので、知っておいてくださいね。