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各世代の平均貯蓄額を知ろう!自分のと照らしあわせてさらに貯蓄増大だ!
皆さん、貯金していますか?
就職したての20代前半から中盤は、貯蓄するにも収入が少ないことや出費がかさんだりで中々貯まらないものです。
実家住まいであれば、家にお金を多少は入れるにしても一人暮らしより貯めやすかったりはします。一人暮らしの場合は、生活がギリギリになりやすいこともあるため、思った以上に貯められないことも。
お金が貯まらないって言っている人もいれば、周りの人のことはさておき着々と貯蓄をしている人も。
貯蓄をしている、していないに関わらず自分の周りの人がどれくらい貯蓄をしているのか気になりませんか?
同世代の人であれば、いくら貯蓄をしているのか?平均貯蓄額はいくらなのか。その金額と自分の蓄えを比較してみて「あれ、ヤバイかも?」って思ったら自分の生活スタイルを見なおして少しずつでも貯まっていくかもしれません。
まずは、平均貯蓄額を知って次の5年でどれくらい貯めるかしっかりプランニングしましょう。
貯金の必要性!貯金をするメリット
貯金ができないと思っている人は、必要性を感じていないからでしょう。
そもそもなんで「貯金」をするのかを知ることで、貯金に対する考え方が変わり結果的に行動にまで反映されていくでしょう。
あると嬉しいお金!貯金をしておくといいことが?!
お金はあればあるほど嬉しいと誰もが思います。買いたいものがあった時に気軽に無借金で購入することができたり、病気や怪我など仕事を続けられなくなった時の緊急対応においても活用することができるでしょう。ある程度のお金があれば、さらにお金を増やすことができるため、何かしら始めるときに有利に働きます。
比較的少額なら借金せずに欲しいものが買える
家やマンションを買う際は、額が大きいことからローンを組む必要は出てきますが、マイカーを購入するとか数十万〜数百万程度のものであれば、一括で買うことができます。ローンを組んだり、借金をしたり、クレジットカードの分割払いでも共通していえることですが、必要以上にお金がかかってしまうため、できる限り利用しないほうが使った後に元の金額に戻すのに短い時間で可能になります。
自分でチャレンジしたいものがあったらやりやすくなる
資格を取得したり、自分のやりたい仕事で起業したり、理想のライフスタイルを手に入れるために行動したりと、今の自分を大きくするためにチャレンジしたいと考えている人は少なからずいます。
自分にとって何がいいのかはさておき、ある程度の貯金があることで自分自身をステップアップさせやすくなります。
自分のやりたいことのために、時間を作るため転職することもいとわず行動できます。
怪我や病気、介護など緊急事態に対応しやすくなる
歳を重ねていくと何が起こるかわかりません。病気が見つかって療養を余儀なくされたり、怪我によって一時的に仕事ができなくなったり。自分自身に起こること以外にも、両親の介護など。
下手をすると今やっている仕事を辞めて別のことに集中する必要が出てくるかもしれません。その時に、自分の生活費や治療費、療養費がまかなえるくらいの貯蓄があると安心できます。
投資に回し複利の力で大きな額に
若いうちは身体が動くので働きやすいこともありますが、歳を重ねていくと体力的にも難しく労働時間を増やすことが難しくなります。仕事のステージが上がり、経験や知識を活かすような仕事へ突入すると思いますがその時にある程度の額があれば、比較的大きな投資案件に巡りあえる可能性があります。
投資した案件には、利息を生み出してくれるものがあり、その利息をさらに上乗せして再投資をしていくことでかなりの額の資産に生まれ変わります。資産が資産を生むという状況を早く作るにも若い時から貯蓄をしておくといいでしょう。
貯金をするメリットたくさんある
確かに、その日その日を楽しく過ごして自分の経験値を積み重ねていくことも大切でしょう。
しかし、ある程度貯金をすることで自分のステージを上げやすくすることも事実です。自分の経験を増やすということをやりながら、ある一定額を貯金するという自分の中での予算決めは大事かもしれませんね。
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同世代やちょっと上の先輩はどれくらい貯めてる?!30代の平均貯蓄額
今、20代の方は30代といったらちょっぴり先輩に当たります。もし、あなたが30代なら同世代はどれくらいの貯蓄を積み重ねているのか。気になりますね。もしあなたが貯蓄を重ねることに魅力を感じ、増やしていこうと決めたのであれば、目安の目標として考えてみてもいいでしょう。
【多い?少ない?】30代の貯蓄を含む金融資産保有額は293万円!?
平均貯蓄額を知るには各団体が統計をとっていますのである程度のばらつきはあります。今回、参考にしたのは金融広報中央委員会のデータ。
金融広報中央委員会とは、都道府県の金融広報委員会や政府、日本銀行、地方公共団体や民間団体が協力して、公正な立場から金融における幅広い広報活動を行っている組織です。
金融広報中央委員会が発表した30代の金融資産保有額のデータでは、293万円と発表されています。中央値は103万円です。貯金できる金額は、年収によって変動するのは当然です。また、単身世帯、ファミリー層によっても変わってくるでしょう。年収が300〜500万円という枠組みの中での統計なので、ある程度身近に感じられるのではないでしょうか。
年収が500〜750万円のゾーンでの金融資産保有額は594万円
年収が増えればその分支出も増えますが、貯蓄に回す余裕も出てきます。
年収が500〜750万円のゾーンでは、594万円という結果に。中央値は、400万と貯蓄がゼロというのは少なくなっています。年収を一気に上げることは容易ではありませんし、今置かれている状況でどれくらい貯蓄していくかを考えていくのが無難でしょう。
平均貯蓄額379万はあながち間違っていない?!
金融広報中央委員会の別のデータでは、30代の平均貯蓄額は379万円と発表されています。金融資産全体は現金以外の資産も計上されることがあるため、多少の誤差が出てくるでしょう。純粋な貯蓄額であれば、もっと少なくなるはず。発表されている平均貯蓄額379万円や中央値は200万円というのもあながちかけ離れた数字とは言いがたいでしょう。
40代になったら一気に増える?!40代の金融資産保有額
近い将来のレベルで考えられる40代。40代になると子育てのまっただ中ということを考えるとそこまで貯金に回している余裕はなくなってくるようにも思えます。しかし、夫婦共働きというような実情や年収アップということから、さらに貯蓄が増えていると考えられます。
40代の金融資産保有額は403万円
年収300〜500万円のカテゴリの中では、403万円の金融資産保有額です。中央値は200万円とリアルな数字と言えるでしょう。
さらに年収が上がりそうなこの年代では、収入をより多くすることで可能な資産額も増えていきます。500〜750万円のサラリーマンでは、685万円の金融資産保有額で、中央値が450万円です。だいふ楽になってくる世代でもあるので、ガッツリふえることになるでしょう。
別の統計でも約700万円!中央値が225万円
このデータでは中央値は結構離れています。40代になると中央値と平均値との差が開いていくということは、お金を持っている人はさらに増えていき、収入が低い人は貯蓄などやってはいるものの思った以上のお金が貯まらないという問題点の裏返しでもあります。
様々な資産運用戦略があります。気軽に飛び込むというのではなく、将来のことも考えて堅実に行動していると言えるでしょう。
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さらに上の世代はどうなっている?!
40代を超え、50代、60代になるまでどれくらいのお金を貯めているか気になりますね。
老後のための資金もある程度は必要だと言えるでしょう。
サラリーマンでは50代が年収のピークで、そこから60代に向かうに連れて少しずつ下がっていきます。
50代では1,119万円の金融資産(収入500〜750万円カテゴリ)、そして、60代では1,600万円(300〜500万円カテゴリ)の数字が割り出されています。60代で収入がしっかり貰えている世代は、40代、50代でもかなり収入が高いポストについていたと考えられます。
ちなみに、70代以降でも収入のある人は、さらに資産が増えているという結果にもなっているので、貯蓄だけでなくうまく増やすこと。収入が入ってくるような仕組みを構築することもいいように考えられます。
既婚者の方が独身より平均貯蓄額は多い?!
単身世帯とファミリー世帯(既婚者)では、どちらの方が貯蓄は増えていくのか気になるところです。
20代〜30代にかけて結婚を意識する人も増えるでしょう。しかし、お金がないから結婚を考えられないという意見もあります。
実際の数字で見えてくることですが、30代では単身世帯のほうが平均貯蓄額が多いものの、40代になると逆転します。これは、30代は子育てがあり共働きになるというのは難しいけれど、ある程度大きくなってくる40代になると共働きができるようになってくるためさらに貯蓄額は増えていきます。
一人で使うのと二人以上で使うのと根本的に違いますが、人数が増えればやることの分担なども可能になるため考えようによってはプラスに働きます。
【貯蓄の目安】まずはどれくらいの貯金を目標とすればいい?
30代は近い将来なのでイメージがつきやすいです。40代以上になってくるとさらに先のことなのでイメージがつきにくいかも知れません。
しかし、貯蓄をするならばしっかりとやっていくことが大切です。目標を立てて貯蓄をすることで、モチベーションを維持しながらやっていくことができます。
まずは、自分が何かあった時にリカバリーできる状態を作ること。半年分の生活費の貯蓄を目指すといいでしょう。最低限の支出は家賃によって変わってきますが、12〜3万円くらいあれば、1ヶ月は生活できるでしょう。ということは、80万円くらいの貯蓄を目指してみるのがいいのではないでしょうか。
その次は、1年分、2年分とまず自分の身を守るくらいの貯蓄額を目指してみてはいかがでしょうか。
次に結婚するかしないかは本人の自由ですが、やりたいって思った時にできないのはちょっとさびしいことも。結婚式の資金分を貯めるのを目標にするのもいいでしょう。他、欲しいものやりたいことを仮に想定してその分の金額を立ててみてもいいでしょう。
ただ何となくの貯蓄は、使うときに何となくで使ってしまうこともあります。自分のお金に対する知識や認識をしっかりし、適切な使い方をしていくのがいいでしょう。
ムリのない貯金の積み上げ方
貯蓄が中々できないという人のために、ムリのない貯金の仕方を伝授します。
無駄遣いをやめるということは、基本的なことです。しかし、貯金が中々できなかった人にとっていきなりやっていくことはストレスになるでしょう。
まずは、自分がいくら位使うのかを理解することから始めてください。そこから、少しずつ絞れるところは絞って、いくら貯金に回せるのか計画を立ててもいいでしょう。
月に3〜5万円などこの金額だったらできる!と思ったら定期積立のような形にしてしまうのも一つの方法です。5万円を毎月積み上げることができれば、年間で60万円。それにボーナスを足したら年間100万円の貯金をするということは不可能ではないです。
ボーナスは全額貯金に回すのが一番いい
貯金を考えるとボーナスの扱いについて悩む人が多いです。
ボーナスで大きなものを買おうとか、自分へのご褒美など考える人がいます。悪いとは思いませんが、貯蓄を一気に増やすためには全額貯金に回したり、一部だけ使って大部分を貯蓄に回すようにすると一気に貯まります。
5年間で500万〜1,000万円近く貯めることも不可能ではないです。もちろん収入に左右はされますが、短期集中的に一気にお金を貯めて、将来良い人生を送るための一手を今のうちからやっておきましょう。
まとめ
各世代の平均貯蓄額について考察しました。
30代の平均貯蓄額は、379万円とそれほどまで多いように感じられません。将来のことを考えるともっと増やさないときついのかなと。年代が上がるにつれてかなり多くの資産は形成されてくるようでそれに伴い平均貯蓄額も増えるでしょう。
しかし、60代の資産状況を見た時に老後でも収入がある状態なら資産も増え続ける状況もあることから、どの年代においても増やしながら定期的なキャッシュインがある方が不安がなくなるように感じます。
単身者とファミリー世帯を比べると、貯めていく額が多くなるため40代の頃には貯蓄額が逆転するためお金がないから結婚できないというのより、お金を作るために結婚をするという考え方に行きつきます。
様々な世代や収入の分類の平均貯蓄額を考えると今の自分の位置がわかり、もっと貯蓄の必要性を感じるようになります。
今、全然貯蓄してない人は、意識をあらため貯蓄を積み重ねてもいいでしょう。
安心できる将来を送るためにも、一定額はあるといいですね。