Contents
ハイボールは好きですか?
ここ数年でハイボールの人気が一気に浮上し、多くの方が気軽に飲むようになりました。ウィスキーの香りと適度な炭酸の爽快感がマッチし、若い方からご年配の方まで幅広い世代に愛されています。
しかし、広がりすぎたことにより弊害もあります。大衆居酒屋など気軽にお酒を飲めるところで頼むハイボールは、どうも薄まったウィスキーの様な感じがしてなりません。おそらくベースにしているウィスキーがあまり美味しいものではないからかと思いますが。もちろん、金額的に考えればベースのウィスキーもそれほど高いものを出すことができないため、我慢するしかないです。
しかし、オシャレなバーや家飲みでは、ウィスキーの銘柄を指定して飲むことができるため、居酒屋で飲み慣れたハイボールと比べると断然違います。
Sponsored Links
ハイボールにおすすめなウィスキー銘柄!あと、おつまみさえあれば朝までいける
外で飲むのもいいけれど、愛すべきウィスキーを1本買って、ハイボールを飲むほうが絶対いい!
例えば、10,000円する様な高級ウィスキーでも、家で飲むことを考えると1杯あたり500円程度。十分美味しいとされる3,000円~5,000円のウィスキーでさえ、1杯150円~250円とお店で飲むより安上がり!好きな銘柄を見つけたら、それを家で飲むことで、気づいたら朝なんてことも・・・。
家飲みにおすすめなウィスキーの銘柄とハイボールに合うおつまみをまとめました。お酒好きの方は、きっとハイボールの魅力にやみつきになるでしょう。
ハイボールのベースのウィスキーは何がいい?!テッパン銘柄5選
ハイボールの良さは、ベースのウィスキーを何にするかによって味わいが変わってくることです。
今回、比較的手に入りやすくかつ、万人受けするようなウィスキーの銘柄を紹介します。
お店で買ってくれば、家がバーに大変身!家飲みバンザイって心が叫びます。
1.デュワーズ
比較的安価なことが嬉しいお酒。ミドルクラスのお酒に匹敵するような味わいと風味で、初心者でも飲みやすくとても楽しめます。
どちらかというとそこまで流通しているお酒ではないため、入手するのに大変かもしれませんが、一度飲んでみることをおすすめします。ハイボールにしても、しっかりと風味が受け継がれている良酒です。
2.ジャックダニエル
程よい甘い香りと風味が絶妙な味わいを醸し出すジャックダニエル。ハイボールにしても十分な旨さが残り、飲んだあとの香りで余韻に浸り、現実世界に戻ってくるのが嫌になってしまうくらいです。
サイズも幾つかバリエーションがあり、3,000mlの大瓶はかなりのサイズで1杯あたりのコストパフォーマンスも優れているため、1回買うと相当楽しめます。1回あたり使う量は、30mlだとすると、100杯換算でしょう。1杯100円切ってしまっていいんでしょうか?
3.竹鶴
豊かな風味が飲んだ途端に広がり、ハイボールの爽快感に負けず味が際立つ、竹鶴のハイボール。これを飲んだら、お店でハイボールなんか頼めなくなるくらい美味しい味わい。家飲みだからこそ、安くあがり誰もが満足できるんです。
ちょっと背伸びをするときには、竹鶴を選んでもいいかもしれませんね。
何か嬉しいことがあった時のご褒美の一杯にいかがですか?
4.白州
「森香るハイボール」と命名されるくらい素敵なハイボールのベース、白州。やさしい香りと癖の少ない風味でどんどん飲めてしまうくらい、ハイボールにすると進んでしまい危険度が増すウィスキーです。ストレートで飲むのが美味しいとされるものは、ハイボールにしても十分美味しさが受け継がれます。
味わいが軽快なため、どんな人でも好んで飲める特に女性なんかにおすすめです。洋酒は苦手だって思っているあの子におすすめの一杯を作ってみませんか?
5.マッカラン ファインオーク
ウィスキーの王様といったようなしっかりとした味わいで、ハイボールにするのがもったいないように感じる銘柄です。しかし、美味しいウィスキーはどんな飲み方でも美味しく、ハイボールで爽快ちびちび飲むのが、贅沢な飲み方でのあるんです。
マッカランのファインオークは、ソーダ割りやハイボール専用に作られた銘柄で、絶品です。
通常のマッカランをハイボールにするのがもったいないって感じる方は、ファインオークを使ってみてはいかがでしょうか。
Sponsored Links
さて、お気に入りの銘柄を見つけたらハイボールをどう作る?割り方のおさらい
ハイボールの作り方は、美味しく作るにはちょっとしたコツがいりますが実はそれほど難しくありません。2、3杯作ってしまえば慣れるでしょう。
グラスを用意します。おすすめのグラスは、タンブラーなど長細いグラスがおすすめです。いわゆるウィスキーグラスやロックグラスといわれているものは、オン・ザ・ロックや水割りなどで飲むのにおすすめです。
キリリと冷えたハイボールを飲むためには、ある程度の氷が入るタンブラーなどがいいでしょう。
①冷えたグラスに氷をいっぱい入れる。
ウィスキーを注いだ時に氷が溶けてしまいます。できるだけ氷を溶かしたくないため、グラスも冷やしておくといいでしょう。
②ウィスキーを30ml入れながら、マドラーでかき混ぜる
ウィスキーに水を入れると希釈熱が発生し、温度が上がってしまいます。それを防ぐため、ウィスキーを注いだ後マドラーでしっかりかき混ぜることで、冷たいままのウィスキーが保たれます。
③溶けて減ってしまった分の氷を足します
ウィスキーを入れて、マドラーでかき混ぜると、あらかじめ入れておいた氷が溶けてしまうため補います。
④炭酸水をそっと適量注ぐ
炭酸水を注ぐときのコツは、氷に当てずにグラスの端っこからそっと注いであげることです。そうすることで、炭酸の気泡が潰れることなく注がれるため、しっかりとした炭酸を楽しめるハイボールになります。
ソーダを注いだ後、マドラーでかき混ぜる際、縦に軽く一回撫でるように行うと気泡が潰れることないため、美味しいハイボールが出来上がります。
割るものは、炭酸水じゃなくても炭酸系の飲み物であれば新しい味わいを得ることができます。ジンジャーハイボールやコークハイ、梅ソーダハイなど、お好みの割り方を試して下さい。
⑤好みでトッピングをする
ハイボールにレモンピールやオレンジピールなどで香りづけをするとちょっと変わった味わいを楽しむことができます。
しかし、ウィスキー本来の味わいを楽しむのであれば、トッピングは最後に取っておくといいでしょう。まずは、ウィスキー本来の香りや風味を楽しんでください。
ハイボール永遠のテーマ!ウィスキーとソーダの比率は何対何が一番美味しい?!
ハイボールを作る時、いつも疑問に思うことがあります。それは、ウィスキーとソーダの分量に関してです。
カクテル教本などで調べると、ソーダの分量は適量と書いてあることが多く、ハイボールを作る側に委ねられています。しかし、多くのバーテンダーの作り方を見てみると、ウィスキー1に対し、ソーダは2~2.5。サントリーの公式ホームページで書かれている美味しい飲み方は、ウィスキー1に対し、ソーダは3~4とちょっと薄くなるようなレシピが掲載されています。
濃いほうがいいのか薄いほうがいいのか…というテーマも考えられますが、一つ思ったのは、ウィスキーにソーダを注ぐ際に発生する希釈熱によって、氷が多少溶けます。水を注ぐ前に、かき混ぜて希釈熱を必要以上に抑える工程がありますが、それを無視する場合、氷の水が出て多少薄まると考えられます。それを考慮するのであれば、ウィスキーとソーダの分量は、1:2~2.5、ないしは3くらいがちょうどいいような感じもします。
家飲みの場合、ちょっとした手間を省きたいと考えるため、1:2位の割合をおすすめします。
Sponsored Links
ハイボールにおすすめなおつまみは何?!ハイボールにあうおつまみ5選
ハイボールを楽しむ際、おつまみを何にすればいいか悩みませんか?
ハイボールは、ウィスキーの風味がしっかり残り、爽快な炭酸で洗い流す感じが美味しいところ。
淡白なおつまみより、揚げ物や油物、味がしっかり強いおつまみがきっとあうでしょう。
その中でもおすすめなおつまみを5つ厳選してみました。
1.おつまみの定番!鶏のから揚げ
熱くジューシーなおつまみの定番、鶏のから揚げはいかがですか?カラッと揚がった鶏の唐揚げをひと噛みするとじゅわっと広がる肉汁が口の中に広がります。肉汁の余韻に浸りながら、ハイボールで洗い流し最後にはウィスキーの香りと風味が立つ。そしてまた、鶏のから揚げに手を伸ばし・・・というくり返しをするとあっという間におつまみとお酒がなくなってしまいますね。
鶏のから揚げをはじめ、軟骨のから揚げや油淋鶏、フライドチキンなども同様です。
2.ドイツビールだけじゃない!ハイボールにもソーセージ!
肉汁がジューシーで、ひと噛みすると肉の旨味が口の中に広がるソーセージはいかがですか?
鶏のから揚げと同じように、ハイボールとの相性も抜群です。いいソーセージを選べばしっかりとした薫香がついているでしょう。ソーセージの薫香とウィスキーの香りが絶妙にマッチして、他の肉料理と違った味わいが楽しめます。
ソーセージであれば、スーパーでも気軽に手に入るし、家でも簡単におつまみとして活躍します。ちょっと贅沢に様々な種類のソーセージをハイボールとともに試してみませんか?
3.軽くつまむよりご飯としてガッツリ食べたいあなたへおすすめなピザ
軽くおつまみをつつきながらハイボールを楽しむより、ガッツリご飯を楽しみながら飲むハイボールも素敵ですよね。そんな時には、ピザなんていかがでしょうか?宅配ピザは、頼んで30分もあれば届きます。ハイボールを作ってちょっとほろ酔い気分になった時に届くピザは、まさに救世主のよう。
濃い味のピザを程よく洗い流してくれるハイボールの相性は抜群といえるでしょう。
4.コクも香りも一級品!様々な種類のチーズを用意してハイボールと一緒に
カマンベールチーズを始めとしたナチュラルチーズをひとかじりしながら楽しむハイボールはいかがですか?
チーズのコクと旨味、そして甘みや癖がハイボールの爽快感がサラッと流してくれて、安定した味わいのハーモニーを生み出します。チーズを使った料理も相性抜群で、どんなハイボールともあうでしょう。
ちょっと困ったことは、チーズは比較的高いおつまみなので、どんどん消えていくことでしょうか。
5.南国気分を家飲みで味わおう!おつまみのおすすめガーリックシュリンプ
ハワイで有名なジャンクフード、ガーリックシュリンプはどうでしょうか?ピリ辛ソースが絶妙に絡んだ海老は、風味豊かで攻撃的な味わいが楽しめる1品です。
ピリっとするガーリックシュリンプと炭酸が程よくマッチして、口に入れたとたん攻撃的な性格に変貌します。刺激が去った後は、ウィスキーの風味で甘い香りが際立ちます。
ちょっとピリ辛なおつまみであれば、バッファローウィングもきっとおすすめでしょう。
ハイボールはどんなおつまみとも相性バツグン
ハイボールは、ソーダで割る限り比較的どんな食べ物とでもあいます。ちょっと風味が強くて料理の味わいが消えてしまうと思ったら、ハイボールの割り方、分量を変えてみるのもいいでしょう。
研究すればするほど、ウィスキーとハイボールの世界にのめり込めるいいお酒です。
今回取り上げたおつまみ以外でも相性バツグンなメニューはたくさんありますので自分の好みを見つけてください。
まとめ
ハイボールは、家飲みをする際、超がつくほどおすすめです。1杯当たりの値段は、高級酒を用意したとしても1杯300~500円程度。ちなみに、お店で飲むとしたらこれの3倍近くはするでしょう。
おつまみも色んな所から集めて、もしくは自分で作ってハイボールの旨さを味わいましょう。
週末は、友達を呼んでハイボールパーティだ!