Contents
- 冷凍コロッケを調理する時、爆発するという現象が起こります。 コロッケ内部が外に漏れ出すことで起こり、悲惨な状態に陥ります。 一度爆発した経験があると、冷凍コロッケを使用することすらためらうことも…。 しかし、冷凍コロッケを調理するコツがあり、適切な方法を取れば小判色に揚げることも可能です。 今回は、冷凍コロッケの綺麗な揚げ方とアレンジした応用調理法をまとめました。 悲劇!冷凍コロッケの爆発
- 冷凍コロッケの爆発の原因1 冷凍コロッケの温度差
- 冷凍コロッケ爆発の原因2 油の温度
- 冷凍コロッケ爆発の原因3 冷凍コロッケの水分
- 爆発させずに綺麗に揚げる方法
- 揚げ物のお手本!綺麗なクリームコロッケの揚げ方
- 気になるのはコロッケの摂取カロリー
- 冷凍コロッケを揚げないで調理する方法
- 冷凍コロッケを用いた調理アレンジ法
- 冷凍コロッケを少しでも安く手に入れる方法
- まとめ
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<もう爆発とはおさらば!冷凍コロッケの綺麗な揚げ方と応用調理法/h2>
冷凍コロッケを調理する時、爆発するという現象が起こります。
コロッケ内部が外に漏れ出すことで起こり、悲惨な状態に陥ります。
一度爆発した経験があると、冷凍コロッケを使用することすらためらうことも…。
しかし、冷凍コロッケを調理するコツがあり、適切な方法を取れば小判色に揚げることも可能です。
今回は、冷凍コロッケの綺麗な揚げ方とアレンジした応用調理法をまとめました。
悲劇!冷凍コロッケの爆発
冷凍コロッケを調理する方法はいくつかあります。しかし、油で揚げたコロッケの美味しさはとてつもなく、定期的に食べても飽きないおかずです。
多くの方が冷凍コロッケを油で揚げた時、コロッケが爆発して痛い目を見たなど、ショックを受けたという報告が多数上がっています。
確かに、料理は楽しいものですが危険は付き物です。ちょっとでも危険に晒されたらトラウマになってしまいます。
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冷凍コロッケの爆発の原因1 冷凍コロッケの温度差
冷凍コロッケが爆発する原因は、いくつか考えられます。
衣の中の温度が高くなり膨張する際、それを食い止める衣が油でしっかり揚がって受け止められる状態であれば爆発することは起こりません。
冷凍コロッケの中の温度と外の温度に差があると、衣がしっかり揚がる前に中身が飛び出してきてしまいます。
そのため、表面の温度と中身の温度を均一にするという方法で、爆発は防げます。
冷凍コロッケ爆発の原因2 油の温度
冷凍コロッケを揚げる際、油の温度は適温ですか?
温度が低すぎても、高すぎても冷凍コロッケが爆発する原因の一つです。
油を適温に保つといいです。
冷凍コロッケを揚げる際の温度は、175〜180℃に保つといいでしょう。
揚げる温度が低い時(160℃程度)や、温度が高い時(190〜200℃)は爆発する原因にもなるので適温で揚げましょう。
油の温度の測り方
油の温度を測る専用の温度計があると一発でわかりますが、衣を落とすことでおおよその温度を知ることが出来ます。
160℃ 衣が底まで沈んでから静かに浮き上がる
170から180℃ 衣が中ほどまで沈んで浮き上がる
190℃ ほんの少し沈んで浮き上がる
200℃ 沈まないで表面をはしる
こちらを参考に油の温度の状態を見極めてください。
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冷凍コロッケ爆発の原因3 冷凍コロッケの水分
冷凍コロッケの温度を均一に保とうとする方法の一つに、事前に解凍するという方法が考えられます。
解凍する際、コロッケの水分が多くなってしまいます。
その状態で油に投入すると、やがて水分が膨張し爆発する原因になってしまいます。
解凍時に出た水分だけでなく、凍ったコロッケに霜がついていると同様の現象が起こります。
長期間冷凍庫で保存しておくとこのようなことが起こります。防ぐためには、おおよそ2ヶ月程度で消費しきることです。
冷凍庫での長期保存で起こる冷凍焼けを防ごう
冷凍庫で長期保存していると起こりえる冷凍焼けは、冷凍保存しているものから水分が蒸発し、脂肪が酸化することで起こります。
冷凍焼けが起こると味が落ち、品質が低下していきます。つまり、不味くなってしまうということ。
冷凍焼けを防ぐには、冷凍する際にできるだけ空気に触れないようにするのがコツです。密封した状態で、冷凍保存すると防げます。しかし、長期間冷凍庫に入れてしまっていたり、冷凍庫の中身の移動でラップがずれてしまうこともあります。
ラップのみの保存だけでなく、冷凍用の袋やアルミホイルに包み、保存すればなおいいでしょう。
できるだけ小分けにして、できるだけ早く凍るように材料を薄く伸ばして、金属パットなどに乗せて急激冷凍すると効果が増します。
自分でコロッケを作った場合、冷凍保存する場合でもこの密封方法が役に立ちます。
爆発させずに綺麗に揚げる方法
ちょっとした工夫で冷凍コロッケは、綺麗にこんがり揚げることができます。
共通していえることは、綺麗な油を使用することです。色が薄い油、例えばサラダ油を利用して揚げるのがいいでしょう。
その他、しっかりと衣が揚がり、固くなるまで触らないことも大切です。思いもよらぬことで衣が破けてしまう可能性もあります。
油の中に入れる際は、そっと入れてください。
冷凍コロッケの失敗しない揚げ方1 冷凍庫から出してすぐに揚げる
常温でおいておくと、冷凍コロッケは水分が溜まっていってきます。
爆発の原因を未然に防ぐ方法です。水分が貯まると、内部で蒸発して、爆発の原因になるからです。
それを防いで、おいしいコロッケを作りましょう。
冷凍コロッケの失敗しない揚げ方2 揚げる前にパン粉をまぶしてしまう
あらかじめパン粉や小麦粉、片栗粉などをまずしておくことで、万が一破れたとしても、まぶしたパン粉、小麦粉、片栗粉が防いでくれます。
金属パットに粉を敷き詰めておいて、冷凍コロッケを転がせば完了です。
冷凍コロッケだけでなく、冷凍の揚げ物どれに対しても使えそうな裏ワザですね。
冷凍コロッケの失敗しない揚げ方3 電子レンジで解凍する
冷凍のまま揚げていくと、衣より中身のほうが先に温度が高くるため爆発が起こります。
温度差を均一にしてから揚げることで、爆発を防ぐことができます。
レンジで温めておく方法の優れている点は、中身が冷たいままということが起こりえないことです。
冷凍コロッケの失敗しない揚げ方4 コロッケを一度に揚げるのは3個まで
冷凍コロッケだけでなく揚げ物に共通していることが、一度に多くを揚げようとしないことです。
油の中に温度の低いものを入れていくため、油の温度は下がってしまいます。
油の温度が下がると、爆発の原因になるため、避けたいところです。
コロッケを揚げる際、一度に油の中に入れるのは3個程度までと覚えておきましょう。
冷凍コロッケの失敗しない揚げ方5 油が冷たい時から入れる
油が温まっていく過程で、冷凍コロッケにも火が通っていけばいいのです。
つまり、油の温度が上昇する前からコロッケを入れてしまえば、次第に揚がっていきます。
一番やりやすいやり方は、先にフライパンに冷凍コロッケを敷き詰めておいて、その後油を入れていくことです。
この方法は、コロッケを入れた時に油が跳びはねるのを防ぐこともできるようになります。
揚げ物のお手本!綺麗なクリームコロッケの揚げ方
小判型の中身がしっかりしたじゃがいものコロッケと違い、クリームコロッケは揚げるのにちょっとしたコツが入ります。
クリームコロッケが難しいのは、揚げている最中に箸で掴んでひっくり返そうとした時に、中身が飛び出てしまったなど、そんな失敗体験も。
油はたっぷりコロッケが覆いかぶさり、プラス3センチくらいの量を170℃程度まで温めます。
1度にコロッケを何個も入れてしまうと油の温度が下がってしまい、衣が固まるのが遅くなります。この衣の固まりの遅さが破裂の原因になるので、2,3個を同時に揚げるくらいに留めておきます。もちろん、フライヤーや鍋の大きさによっては大丈夫なこともあるので適宜調節して下さい。
コロッケを油に投入させたら、浮いてくるまで待ちます。油がたっぷりあれば、浮いてくることがわかるため揚がり具合の目安がわかります。
コロッケが浮き上がってきたら、30秒間計ります。キッチンタイマーなどを使用するといいでしょう。
その後、網ですくって余計な油をキッチンペーパーなどで吸わせてできあがりです。
クリームコロッケは、じゃがいもを用いたコロッケに比べて柔らかいので、扱い方が繊細になる必要があります。
箸でつまむより、網ですくってあげるほうが、衣を傷つけることないです。
気になるのはコロッケの摂取カロリー
揚げたてのコロッケは、本当に美味しく何個でも食べてしまいそうな魅力的な食べ物です。
しかし、どんどん食べてしまえるコロッケは、いったい何カロリーなのか気になります。
コロッケ1個あたりは、約98Kcal(60g)です。これは、油で上げる前のおおよその熱量です。
揚げ物は、約15%の油を吸収してしまうことになります。
一気に高カロリーなおかずに早変わりします。
そのため、コロッケを食べる際はタルタルソースやマヨネーズではなく、低脂質のソースをつけるのがいいです。
その他、揚がったらキッチンペーパーなどで余計な油を先にとってしまうことも大切です。
冷凍コロッケを揚げないで調理する方法
コロッケは美味しいけれど、カロリーが高いからちょっと…と思っている方もフライパンやトースターを活用することでカロリーを抑えられます。
冷凍コロッケをレンジに1分間かけます。その後、トースターに移し、じっくりと焼き上げます。
フライパンでも同様で、少量の油を敷いて、フライパンで焼けば焼きコロッケができあがります。
冷凍コロッケを用いた調理アレンジ法
冷凍コロッケは、揚げたてを食べるのはもちろんのことそれ以外のアレンジされた調理法も存在します。
冷凍コロッケをレンジで温め、トースターやフライパンで焼く場合、応用の調理法が活用できます。
とろ〜りチーズが魅力なピザ風コロッケ
揚げたてのコロッケ、もしくは焼きコロッケを用いたアレンジ調理法で、コロッケにピザソースを塗り、ピザ用チーズをまぶしてトースターで焼くだけ。
簡単調理で豪華なおかずに早変わりです。
お弁当としての持ち運びも嬉しい、コロッケサンド
作りすぎたコロッケを次の日の朝食やお弁当に活用する方法があります。
キャベツを千切りにし、その上にコロッケとチーズを食パンの上に乗せます。
トースターで一緒に焼くことで、こんがり美味しいコロッケサンドに早変わり。
焼き上がったらお好みでケチャップやマスタードなどソースを入れてね。
メインディッシュに早変わり!冷凍コロッケを用いたコロッケグラタン
冷凍コロッケをレンジで解凍し、ベシャメルソースやミートソースでいっぱいにし、チーズとパン粉をかけてオーブンで焼き上げます。
すると、メインディッシュにもなり得る豪華なコロッケグラタンが完成します。
冷凍コロッケは、揚げる以外にも沢山の活用法があるのがいいですね。
コロッケ丼で、簡単に夕食を済ませてしまおう
カツ丼やから揚げ丼の様に代わりにコロッケを使うことで豪華な丼ができあがります。
ソースを用いても美味しいし、出汁を利かせた和風のどんぶりも相性抜群!
刻みキャベツやネギのみじん切りをトッピングして、栄養バランスもグッドです。
卵とじにしてしまうのも面白い発想です。
中身は何と不思議、オムレツコロッケ
卵で閉じてしまうという発想から、コロッケを卵でくるんでしまうオムレツコロッケはどうでしょうか。
ふんわり卵の中でじっと待っているコロッケは、どんな味付けをしても合うでしょう。
ご飯のお供に一風変わったオムレツを楽しんでみてはいかがですか?
冷凍コロッケを少しでも安く手に入れる方法
冷凍コロッケを用いたアレンジレシピを沢山見ていくと、万能な食材だってことがわかります。
ちょっと多めに冷凍庫に忍ばせておいてもいいでしょう。あれば気軽に使うことができます。
冷凍コロッケを少しでも安く手に入れる方法は、業務用コロッケを買うことです。
10〜200個の単位で売られています。大量に買えばそのぶん安くなるのでコロッケ大好きな方は重宝するでしょう。
通販もしくは、業務用スーパーでも入手可能です。
まとめ
冷凍コロッケについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
調理したことない人には想像もつかなかった爆発するという現象は、レンジであらかじめ解凍してしまうとかパン粉や小麦粉をまぶしてしまうなど、ちょっとした工夫で防ぐことができます。
適切な温度で揚げれば爆発するということも防げます。
カロリーを気にする場合は、揚げるという調理法だけでなく、レンジで温め焼きコロッケという方法もあります。
それだけでなく、グラタンやオムレツ、どんぶりなどどんな料理にも早変わりする冷凍コロッケは優秀な食材です。
気軽に調理できる冷凍コロッケを常備してみませんか?
コロッケ内部が外に漏れ出すことで起こり、悲惨な状態に陥ります。
温度が低すぎても、高すぎても冷凍コロッケが爆発する原因の一つです。
160℃ 衣が底まで沈んでから静かに浮き上がる
170から180℃ 衣が中ほどまで沈んで浮き上がる
190℃ ほんの少し沈んで浮き上がる
200℃ 沈まないで表面をはしる
解凍する際、コロッケの水分が多くなってしまいます。
長期間冷凍庫で保存しておくとこのようなことが起こります。防ぐためには、おおよそ2ヶ月程度で消費しきることです。
自分でコロッケを作った場合、冷凍保存する場合でもこの密封方法が役に立ちます。
その他、しっかりと衣が揚がり、固くなるまで触らないことも大切です。思いもよらぬことで衣が破けてしまう可能性もあります。
爆発の原因を未然に防ぐ方法です。水分が貯まると、内部で蒸発して、爆発の原因になるからです。
金属パットに粉を敷き詰めておいて、冷凍コロッケを転がせば完了です。
油の温度が下がると、爆発の原因になるため、避けたいところです。
つまり、油の温度が上昇する前からコロッケを入れてしまえば、次第に揚がっていきます。
しかし、どんどん食べてしまえるコロッケは、いったい何カロリーなのか気になります。
揚げ物は、約15%の油を吸収してしまうことになります。
フライパンでも同様で、少量の油を敷いて、フライパンで焼けば焼きコロッケができあがります。
トースターで一緒に焼くことで、こんがり美味しいコロッケサンドに早変わり。
ちょっと多めに冷凍庫に忍ばせておいてもいいでしょう。あれば気軽に使うことができます。
それだけでなく、グラタンやオムレツ、どんぶりなどどんな料理にも早変わりする冷凍コロッケは優秀な食材です。