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画像編集ソフトって聞くと、「難しいのかなぁ?」、「私には難しそうだ!」など多くのことを考えがちです。
プロのグラフィックデザイナーやCGデザイナーが利用するものだと、ハードルを自分から高くしてしまう可能性もありますが、実はそんなことなく、誰にでも気軽に使えるツールから、プロさながらの仕事ができるものまで多くのものがあります。
Adobe Photoshopに代表される画像編集ソフトの中で、初心者からでも手軽に使えるもの、ちょっと難しいものまで沢山あります。多くある中でもおすすめできるソフトを10個ピックアップしてみました。もし、趣味でカメラを利用することが多いとか、フォトレタッチなどが趣味だという方、パソコン上で絵を書いてみたいなど、画像編集ソフトに興味ある方必見です。
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1.画像編集ソフトの代名詞!「Adobe Photoshop CC」
1990年に初代バージョンが誕生してから25年が経ち、今では一部を除いてパッケージ版が存在せずダウンロードにて入手することができる様になっています。最新バージョンは、Adobe Creative Cloud(Adobe CC)で多くの業界で活用されています。このソフト一本あればどんな画像処理でもできるでしょう。長年使ってきた!という方は、歴史を振り返るといろんな思い出があったんじゃないかと思います。
価格も比較的高額(10万円近い金額)だった以前のバージョンから、今では3,980円/月間という比較的お手軽なコストで使用することができます。仕事でかなり使うという方であれば、十分元を取れる画像編集ソフトと言えるでしょう。
初心者にはハードルが高いかもしれませんが使ってみて、楽しくなっていったら多くのことができるようになるので、これ1本あれば安心してなんでもできるのが良いでしょう。
2.Adobe Photoshopの廉価版「Adobe Photoshop Elements」
Adobe Photoshopの廉価版ソフトウェアです。こちらはパッケージ販売されており、1万円程度の金額で、ある程度のクオリティを授受できる画像編集ソフトは、とても重宝します。
画像加工も写真から特定の部分を切り抜いたり、加工したり(文字入れや簡単なレタッチ)、これ一本あれば十分と言えるかも知れません。1回あたりの出費は大きいかもしれませんが、「Adobe Photoshop CC」三ヶ月分より安いので、使いたい内容によってはこれで十分でしょう。
昔、Photoshopを使用して使い方覚えたという方であれば、インターフェースもほとんど同じなため、すぐにマスターできるでしょう。
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3.RAW現像に特化した有料写真加工ソフト「Adobe Photoshop Lightroom」
「Adobe Lightroom」はすべてのレベルのユーザーが写真を加工するために必要とされるツールがすべて搭載されたツールとして設計されており、パソコンだけでなくスマートフォンやiPadなどといったモバイル機器など、どこにいても写真を整理、編集、共有することができ、加工した画像は、自動的に同期されます。
Photoshopは、写真にかぎらず多くの分野で使用することができますが、Lightroomは、写真に特化した画像編集ソフトと考えればわかりやすいです。
Lightroomが他の画像編集ソフトと違うのは、非破壊編集を採用しており、どんなに画像加工を行ったとしても、大元の画像は手付かずのまま残っているというのが素晴らしいですね。
リアルで見ると素晴らしい景色でも、写真に収めると全体的にぼってりしてしまうこともあるかもしれません。特にくらい所は色が均一になってしまい、よく見えなくなってしまうことも。
しかし、Lightroomであればそういった撮影に失敗した画像も復活させることができ、まるで生で見たような画像に生まれ変わります。
生で見たような写真加工を行ってみたいならば、Lightroomを選ぶのもいいかもしれません。
4.安くて手軽に使える有料画像編集ソフト「Photo ReColor」
用意した画像から、HDR(ハイダイナミックレンジ)イメージを簡単に作成できる画像編集ソフトです。値段は、4,743円+税と他の画像編集ソフトより比較的安い部類に入ります。しかし、値段の割にやりたいことができ、これから画像編集ソフトデビューを果たすという方にとっては、いいものかもしれません。
「Photo ReColor」の利点は、他の画像編集ソフトと違って豊富なフィルタ機能が用意されており、それを使うことで撮影に失敗した画像を鮮明に綺麗な、まるで生で見たような画像として蘇らせることが可能です。
別のソフトではありますが、「Photo ReColor」の3D版もあるので、立体視やアナグリフ写真を作成してみたいという方は、選ぶのも一つかもしれません。
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5.有料顔負けの無料画像編集ソフト「GIMP」
「Photoshop」などの有料ソフト顔負けの機能豊富な無料画像編集ソフト。
できることが多く、これ一つで画像編集やレタッチは完結してしまいそうなほど、内容が充実しています。
レイヤー機能やマスクも使用でき、Photoshopとほぼ同じような機能があります。
ブラシも細かく設定でき、フォトレタッチを行うにしても細部までこだわって加工することができるのは嬉しい所。
無料でそれでも、ハイクオリティなソフトを使ってみたいというならば、「GIMP」は選択の一つとしてもいいかもしれません。
その他、GIMPの優秀なところは、参考テキストが充実しているところです。やはりこういった画像編集ソフトは初心者からしたら何を行って良いのかわからないことも多く、付属している説明書では不十分(というより細かく書かれすぎていてわからない)ということもあります。
6.PIXLR
「PIXLR」は3DCGソフトウェアで有名なAUTODESKが提供する画像編集ソフトで、デスクトップ版やモバイル版だけでなく、ブラウザベースでも使用できるところがとてもうれしいです。
基本的な操作としては、画像下部にあるメニューよりツールを選択し操作していきます。機能も無料版とは思えないくらい豊富で基本的な画像編集からレタッチができます。あらかじめ用意されている素材を活用できることや文字ツールよりテキストを追加でいれることができるのが良いです。
ブラウザベースの画像ツールは重くなってしまうこともありますが、「PIXLR」はそうでもなく比較的軽く動作してくれるため使い勝手がいいツールといえるでしょう。
7.上級者向けの無料画像編集ソフト「INKSCAPE」
「INKSCAPE」は、ピクセルデータだけでなく、ベクターデータが扱える画像編集ソフトです。
ピクセルデータとか、ベクターデータなど、もしかしたら馴染みのない言葉かもしれません。画像は一つ一つの画素で構成され、これを直接加工してしまうともとに戻すことができません。しかし、ベクターデータは加工したとしても、元の画像には触らず残しておくことが可能です。
MacintoshやWindowsだけでなく、Linuxでも使用可能なので重宝します。
ベクターに強いため、ベジェ曲線などを上手く活用した編集加工など、使いこなせれば可能になるでしょう。
8.簡単手軽に画像加工ができる「FotoFlexer」
表記が英語であるため、ちょっと戸惑うこともあるかもしれませんが、ウェブブラウザ上で動く画像編集ソフトです。機能が限定されているため、複雑なことはできませんが、画像のリサイズやトリミング、回転や反転、コントラスト、カラー調整、ブラシを用いたカラーレタッチなど、簡単な加工であればこれ一つで十分です。
あらかじめフィルターも用意されているため、ボタン一つで簡単な調整ができるのが嬉しい所。
インストールする他の編集ソフトの様に、アンドゥやリドゥの機能もついているため、間違った修正を施したとしても、修正する前に戻れるので安心できます。
画像編集が終わった画像は、ローカルディスクに保存することやそのままSNS上に投稿することも可能です。
9.ブラウザがそのまま画像編集ソフトに?!「SUMO Paint」
このURLにアクセスすると、まるでPhotoshopのような画像編集ツールが真っ白なキャンバスとともに現れます。真っ白いキャンバスに直接描くこともできますが、画像を編集したい場合、ファイルから読み込むことで編集可能になります。
レイヤー機能があることや画像編集のためのフィルタ機能が充実しているというのがこのツールのメリットです。通常の回転やリサイズ、反転などのツールもできるので、比較的重宝するソフトといってもいいでしょう。
ブラウザ上で加工したファイルは、ローカルに保存するか、このツールが連携しているオンラインストレージに入れることで保存できます。
10.PicMagick
簡単な加工だけに特化したブラウザベースで動く無料画像編集ソフトです。画像を読み込み、左側に用意されているボタンを使うことで簡単かつ直感で操作することできます。
他のツールと大きく違うのは、機能制限が強く、できることは簡単に直感で誰でもできるようになることです。
基本的な昨日は用意されているので、写真全体を加工するなら問題なくできるでしょう。
ちょっとしたエフェクトであれば、ボタン一つで完了し、普段使いそうな5つのフィルタが用意されています。
まとめ
数ある画像編集ソフトの中で、おすすめできるものを11個まとめてみました。有料のものから無料のものまで、無料のものはソフトウェアをダウンロードし、パソコンで作業するものからウェブブラウザを活用して、データを読み込みオンライン上で画像編集を行うといったものに分かれます。
有料で有名なところであれば、「Adobe Photoshop」が鉄板ソフトウェアといってもいいでしょう。他には、ある特定の写真の加工に特化したものもあるため、自分の使いたいものに対して加工できるツールを選ぶものが良いでしょう。そういった点で、「Adobe Lightroom」においては、Photoshop以上に写真加工専門に設計されているというのもわかります。
無料のものでも「GIMP」をはじめとする機能豊富なものを使い続けていれば、高額で有料な画像編集ソフトがいらなくなります。
自分自身にあった画像編集ソフトを使用してみるのが良いでしょう。