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涙あり!感動ありの名シーン。ハチクロことハチミツとクローバー名言まとめ
ハチミツとクローバーは、美術大学を舞台に、恋愛に不器用な大学生や自分の美術的才能や今後の人生に関して迷う若者の姿が描かれています。これからの人生と片思い事情。それらを紐解いていくとハチクロの面白さは一気に増します。
そんなハチミツとクローバー略して、ハチクロの名言を集めました。
ハチクロ作品の面白さを思い出しながら、楽しんでください。
ハチミツとクローバーヒロイン「花本はぐみ」の名言
やりたい事 全部やってみれるまで がんばるのがいいと思う
森田さんがアメリカに旅立ったことに対して、竹本くんに帰ってきて欲しいかを聞かれ答えるはぐちゃんの言葉。
突然の旅立ちはびっくりします。しかし、本人からしたら何かしら理由があってのこと。
何事も中途半端で終わるのではなく、すべてやりきってみて見えてくるものってありますよね。やりたいことを諦める人生が良いのか。今はできないかもしれないけれど、将来やりたいことが増えていったときに下地を作るというのも一つの考え方ですね。
特に今の世の中は、夢なんて描かず質素な生活を求める風潮が多いです。そうではなく、やりたいことをちゃんと発信し、やれるようにするにはどうしたら良いかしっかりと戦略立てていく必要もあるでしょう。
それに向かって全力で関わるというのが一番いいですね。
やりたいこと全部できそうな人生になってますか?限られた時間の中、多くのことをやっていって欲しいです。
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第4巻chapter.22
80年のうちにやりたい事全部やりつくせるのかな…
先生のモンゴル資料の整理をお手伝いしてる時に、夜鳴いているセミの話題から、セミの一生を人間の人生にたとえて、盛り上がったあとに、はぐちゃんのいう言葉。やりたいことがやれるのかな…?って不安はあります。しかし、やれることだけやった人生のほうが制限がかかった人生よりいいですよね。
セミの一生って儚いですよね。2万9千2百日間暗闇の中でひとりぼっちで過ごして、地上に出て、羽化してから7日間しか飛び回れないのに。そう考えたら人生って自由ですよね。
一生という人生の中、やりたいこと全部やりつくしたいですか?
そのためには、やりたいことが明確であることが重要です。あなたはどんなことをやりたいですか?
やりたいことをやるためには、ある種の覚悟が必要ですね。しっかりとその覚悟と向き合ってやりたいこと全部やり尽くしてください。
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第4巻chapter.25
人ひとりの人生では 開ける箱の数に限界がある ───でも一緒に戦ってくれる人がいれば…
やってみたいことを箱とたとえ、その箱を開けて飛び出してくる「?」をひとつひとつつかまえて格闘し、味見をして飲み込み、あるべき場所に戻していく作業。散らばってる箱を全部開けるならば400年くらいは欲しいと考えるはぐちゃん。
自分一人でできることってたかが知れています。自分の元に集まってくれて一緒に戦ってくれる人がいたらなんて心強いか。仕事においてもそうですよね。
会社という組織で働いている場合、ピンと来る内容かどうかはわかりませんが、独立したい人や会社以外で何かしらの活動をされている方は特に一緒に戦ってくれる仲間を切望します。
もし人生で多くのことを成し遂げたいと考えるならば、自分を応援してくれる人をまず沢山集めませんか?
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第9巻chapter.54
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ハチミツとクローバー主人公「竹本祐太」の名言
全てが過ぎて 何もかもが思い出に変わる日はきっと来る でもきっとくり返し思い出す
はぐが修ちゃんのために、お守りを作って、中に入れる四つ葉のクローバーを探してた時、みんなが手伝ってくれて大捜索になったときの事を思い出しながら、こころの中でつぶやく竹本の言葉。
過去はすべてが思い出に変わります。それはいい思い出か苦い思い出かはわかりませんが。何かがトリガーとなってフラッシュバックしてくることって多くあります。
今がいいかによって、特にその時の思い出は変わってくるでしょう。どんな苦い思い出だったとしても、過去を振り返ってよかった!って思えるような状態にしていきたいですね。
何もなかったって思える人生ではなく、過ごして本当に良かったって思える人生にしていきたいですね。
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第2巻chapter.14
神さま やりたいことって なんですか? それは どうすれば見つかるんですか それが見つかれば強くなれるんですか?
作品と戦いにはいっているはぐちゃんをみて、竹本くんのこころのつぶやき。
泣いているはぐちゃんをみて、「あんなに泣いている彼女からでさえ 僕が感じたのは ただ果てしない つよさ」と、はぐさんのつよさを感じた竹本くん。強い人は、涙を見せても、号泣していたとしても強いですね。
やりたいことを見つけられず神様を頼りにしたい気持ちはとてもわかります。やりたいことを探すことは重要ですが、それ以上にどんな生き方をしていくかも重要です。その生き方が見つかれば、強くなっていくんでしょうね。
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第6巻chapter.37
ボンベの残量を気にしないで火が使えるってなんてすばらしい 冷蔵庫があるって素晴らしい あたりまえに肉が食べれるってすばらしい
ちょっとした縁からお寺や神社の修復手伝いをすることになった竹本くん。三食飯付きで住み込みで働くことになり、朝ごはんを作る際に叫んだ言葉。野宿生活をしていた竹本くんだからこそわかるのです。
普段生活していると、文明の利器の有り難みが薄れてしまい当たり前になってきますよね。しかし、それらがないところで一度でも生活すると有り難みが増えていきます。
常にどんなことに関しても感謝をしていくことって大切だなって感じます。全て自分でやらなければいけなくなった時、ちゃんと生きていける自信はありますか?
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第7巻chapter.42
ボクがいて 君がいて みんながいて たったひとつのものを探した あの奇跡のような日々は いつまでも甘い 痛みとともに 胸の中の遠い場所で ずっと なつかしく まわりつづけるんだ…
ハチミツとクローバーのエンディングのワンシーン。
過去の甘酸っぱくって痛い思い出は、いつまでも色褪せることなく回り続けることってありませんか?その時にみんながいるからそういった気持ちになれるんですね。
思い出を過去にしまうのではなく、未来を生きるための財産にしていきたいですね。
出会いと分かれは紙一重で同時にくることが多くあります。過去に仲よかった人達と将来再開した時に過去の思い出を語るだけでなく、未来への青写真も描けるようになっていたいですね。
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第10巻chapter.64
ハチミツとクローバーきっての天才芸術家「森田忍」の名言
何でわざわざ探す必要があるんだ?自分は自分じゃないのか?
自分探しの旅に出た竹本くんに対して言った、森田くんの言葉。
その後、竹本くんはトンネルの中をチャリンコで走り、未来が見えないことが 自分がどうしたいのか わからないことが それでも容赦なく流れる日々が怖いと悟ったのである。
自分は鏡を見れば誰なのかわかるというツッコミを入れたくなるのもわかります。しかし色んな所に行き、自分を探しに行くというのもわからなくないです。いろんな人やきっかけが自分というものを浮き彫りにしてくれるでしょう。それをしっかり直視できる方が結果、自分というものがはっきり分かるのです。
あなたは、自分はどういった存在であるか理解していますか?
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第6巻chapter.39
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山田の片思い相手「真山巧」の名言
オレに関わったのが間違いだったな どこまでもつきまとってやる
一人で旅立とうとしたリカさんを引き止め、強く言った真山のセリフ。ホテルでタオルを巻いて泣きじゃくりながら言ったシーンで、人間本気になればどこまでもできるんだと真山の男らしさが十分に伝わってきます。
好きな人のためだったらなんでもできる、何にでもなれるというのはよく言われてることです。
真山の行動やこのセリフは、必要としている人からしたら嬉しい言葉ではないでしょうか?
こういった愛の告白もいいですね。
にしても、山田の片思いを気づきながら自分の愛へ行く強さも凄いです。
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第8巻chapter.51
その他の名言
親ってのはありがたいもんだよ いないぜ?世の中にでたらタダでうっとおしー程愛情をくれる人なんて
正月の帰省から帰ってきたみんながお土産をもって集まってるシーンでの先生のセリフ。正月の後みんなで集まれるチャンスがあるってやっぱいいですね。社会人になると学生のように集まれるチャンスが少ないこともあるのでこのシーンを見ていると羨ましく感じます。
まだ若い頃は、親のありがたみを感じにくいこともありますが、年齢を重ねれば重ねるほどありがたく感じるものです。タダで沢山の愛情をくれる人ってそんなに多くないですよね。家族だったり、親友と呼べるような人だったり。親元にいる時は、ありがたく感じないものですが、離れればそれも感じる様になっていきます。
育ててくれただけでも感謝なのに、こうやって久しぶりに顔を見せると尚更感謝が大きくなります。そして、また旅立って行く時は沢山の愛情を与えてくれます。
基本的には心配から来ていることかもしれません。もっと成功して逆に愛情を与える大人になっていきたいですね。
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第2巻chapter.10
「世の中」なんて漠然としたモノに必要とされるより 「特定の誰か」に必要とされる事の方がヒトとして幸せなのでは?
旅行に行って、みんなが酔いつぶれた介抱をしたあとに、真山と先生がお風呂に行くシーンで入ったナレーション。
世の中を生きていくためには誰かしらに必要とされることが大切です。誰でもいいから必要になって!というのはちょっと傲慢かもしれませんが。まずは、特定少数の人に必要になってもらったらいいんじゃないかなって思います。そしてその後、その人がどんどん増えていって、特定大勢の人に必要になるのが幸せの大きさも広がっていくでしょう。
まずは、特定の誰かに必要とされる人間になるべきで、それを目指していきたくなる瞬間ですね。
今のあなたはどうですか?誰かに必要とされていますか?それは、あなたじゃなきゃダメなものですか?
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第2巻chapter.11
いったい教師というものは…永遠に卒業できない学校の亡霊のようなものなんだろうかの?
卒業認定をもらった森田さんも含め、変人揃いの卒業祝いの飲み会をしたあとに、帰りがけに丹下教授が呟いたことば。
学校の先生は凄いですよね。入学時に生徒に愛情深く接し、成長を見届け社会や次のステップに送り出していくのが仕事です。送り出したら、リセットしてまた新しい人を教育していくというもの。それに対して卒業という概念はないですね。卒業する時は、きっと転勤するときや辞める時になるでしょう。
お世話になった先生は、ずっと元気でその場所にいて欲しいと願います。自分たち生徒が成長した姿を引っさげて会いにいける場所が気軽に無くなってしまうというのは残念です。その場所にずっといてもらえるように、生徒として卒業してからも定期的に報告して、胸を張った状態で会いに行きたいですね。
出展:羽海野チカ/はちみつとクローバー第5巻chapter.33
まとめ
ハチミツとクローバーは甘酸っぱくってちょっと傷もつく、涙あり笑いありの良作です。こうやって振り返ってみるとキャラクターの設定や言葉が強くはっきり出ており、何回読んでも深い気づきが得られます。また、キャラクター毎の成長も追っていけるのがいいですね。
大人からしてみれば、学生時代に戻って何回も学生チャレンジできたらなんて良いんだろうってこともちょっと思ってしまいました。
若者が成長する過程を自分でも追ってみて、自分の成長に変えていきたいですね。