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洗濯機の選び方が節水に繋がる。結果、どれくらい水道代が浮かせる?
一人暮らしをしている際、いかに生活費を抑えるか鍵で1日あたりはたとえ小さな金額だったとしても、月間や年間で計算すると結構な金額になります。
無駄な使い方をしているわけではないけれど……工夫次第でもっと抑えることができるのです。
電気代やガス代は節約することに視点が行きがちで、水道代は基本的にかかるものと気持ち半分は白旗状態。水道代のよくやる節約方法だったとしても、湯船に浸からずシャワーで済ませるとか洗い物をする際、桶に水を溜めて汚れを落としてから洗い流すなど、ちょっとした努力はしているでしょう。
しかし洗濯機の使い方や選び方を変えることで節水に期待ができ、水道代も減らすことができます。浮いた水道代で家計は助かるし、美味しいものを食べに行ってもいいでしょう。ちょっとした意識で嬉しい、洗濯機の節水方法や節水洗濯機ってどうなの?という疑問までまとめました。
洗濯機って1回あたりの水道代どれくらいかかるの?
洗濯機の大きさや洗濯する量によって使う水は変わってきます。一人暮らしで住んでいる場合、40リットルものか50リットルものを使うことが多いような気がします。もちろん、それより少ない量の水で済むことも。
40リットルの表示だからといって、その分そのまま使用するわけでもなく、すすぎなどの工程があるためおおよそ倍近くの量を使うことになります。1回あたり100リットルで考えシミュレートしてみましょう。
一人暮らしの男性なら年間3,000円程度
1回あたり100リットルの水を使うと考え、1リットル0.24円と計算すると、1回あたり24円となります。純粋な水道料金だけで、22円〜27円程度かかります。もちろん中型洗濯機や大型洗濯機を利用する場合、もっとかかります。
何日に1回洗濯機を回すでしょうか?
一人の場合、毎日回すということはないでしょう。少なくとも3日に1回や週に2回は現実的にありえます。つまり、月に8〜10回使うことになります。
月に10回洗濯機を回すというなら、単純に月に240円という計算結果がわかります。年間2,880円もの金額を洗濯機だけで使用しているということになり、これを半分にできれば約1,500円ものお金が浮いてくることに。
一人暮らしならまだしも、将来世帯を持ち毎日洗濯機を回すようになったら相当の費用になります。年間8,000円もかかり、それをいかに抑えるかが節約の鍵になるでしょう。
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洗濯機の節水は、何が一番?!やっぱりお風呂の残り湯
洗濯機の節水を考えるとき、2通りの考えがあります。
一つは、お風呂の残り湯を再利用してしまうということ。もう一つは、節水型の洗濯機を使用する。この2つでしょう。
お風呂の残り湯の検証
お風呂の残り湯を使用する場合、問題になるのは洗濯機の設置場所。お風呂場に近くに洗濯機を置ける場所があれば、ポンプ式のホースを使用することで簡単に残り湯を使うことができます。1回あたりの洗濯においてかなりの水量を使うため、残り湯を効果的に使うのがいいでしょう。
お風呂の残り湯を洗濯に使う時の疑問点 洗いはいいけどすすぎは?
残り湯を使う上でいくつか心配事があります。よくあるのが雑菌。一晩置いておくと雑菌が繁殖してしまい衛生上大丈夫か?というところ。洗うのに使うのいいけれど、すすぎはちょっと心配と。
細菌が残っている場合、すすぎに使ってしまうと大切な洋服に細菌が残ってしまうこともあり、自然乾燥で死滅させることが難しいのです。高温の乾燥機を使用するなら細菌を死滅させることできるかもしれませんが、それでもやはり気になります。
洗いはお風呂の残り湯で、2回のすすぎは水道水というように上手く使い分ければ、臭いも残らず綺麗な状態を保てるでしょう。
ちなみに、お風呂の残り湯の細菌が気になるなら、朝まで残り湯を置いておかず夜のうちに使用するのも一つの方法です。
残り湯を使うメリットは節水だけじゃない!
洗濯にお風呂の残り湯を使うのは、実は節水目的だけではないのです。
水道水よりお風呂の水のほうが温度が高いため、汚れが落ちやすいというメリットがあります。冬場など寒い時期に水道水を使用して洗濯を回そうとした時、洗剤は粉状のものを使用すると固まってしまい上手く汚れが落ちなかったという経験をしたことありませんか?
粉の場合、洗剤はよく溶かしてから使うといいのですが、冬場の寒い時期は冷たい水に手をつけたくなくそのまま入れて放置ということをやってしまいがちです。
お風呂の残り湯の場合、冷めてはいるものの水道水より断然温度が高いため、洗剤も溶けやすいし、洗濯物の汚れも落ちやすかったりするのです。汚れの多くは皮脂であることが多いため、温かいほうが落ちやすいのです。
残り湯を使うメリットは、節水だけじゃなく洗濯物の汚れを落とす上で重要という事に気付かされますね。
浴室から洗濯機まで遠い場合は?!
ベランダや外の場合、長さが足りずホースが届かないこともあるかもしれません。
ちなみに、長いホースだと7mのものがあるそうです。
洗濯機に付属しているもので短い場合、切り替えを検討してみても。
洗濯機の型番によって使えるもの、使えないものがあるので探してみてくださいね。
節水型洗濯機は?実際どうなの?
節水型の洗濯機は、少量の水で洗濯機を回せるので節水機能としてはいいでしょう。
しかし、よく考えてみると、少量の水で汚れを落とそうとするため、汚れが落ちきれず臭いが残ってしまったという声があるのも実情です。少量の水で洗濯する場合、その分洗濯物を少なくする必要があります。何回か洗濯機を回す必要があるため、結果的にあまり変わらず節水効果は期待できないという声も。
しかし、大家族のように洗濯物が多い場合は何回かに分ける必要があるでしょう。男性の一人暮らしの場合、小まめに洗濯を行っていれば溜め込むこともないため大丈夫でしょう。
実際に使っている声だと、ドラム式の洗濯機より二槽式洗濯機の方が汚れを落とすには強力で水道料金が下がったという声もあります。
気になる洗濯機の種類。メリット・デメリット
洗濯機の種類はいくつかあり、その中でも大きく分けると3つ。乾燥まで行える洗濯乾燥機と脱水までで終わる全自動洗濯機です。
もう一つ、二槽式洗濯機というのもあります。こちらは全自動ではないので、ちょっとした手間がかかるというもの。
洗濯乾燥機でも全自動で終わらせてくれるものがほとんどです。それらの特徴を知っておきましょう。
洗濯乾燥機は、終わったらそのまま乾燥まで
洗濯乾燥機は、【洗い→すすぎ→脱水→乾燥】という4つの工程からなっています。
乾燥の機能が他の洗濯機と大きく違います。乾燥という機能においても、温風を当てて乾かすヒータータイプと洗濯槽の中を除湿させ乾かしていくヒートポンプタイプがあります。
ヒートポンプタイプのほうが、洋服に対しての縮みに関して耐性があります。
ベランダがなく、外に干せない場合だと洗濯乾燥機はとても重宝します。
全自動洗濯機はスイッチひとつで脱水まで
全自動洗濯機は、乾燥機能がない状態の洗濯機で【洗い→すすぎ→脱水】という工程を行います。
二槽式洗濯機と違って、脱水までボタン一つで行ってくれるのはとても助かります。
洗濯機を回しながら他のことを行えるすぐれものです。
二槽式洗濯機は小回りがききコアなファン向け
二槽式洗濯機は、脱水と洗濯槽がわかれている洗濯機で、水の量も上手くコントロールできるため節水に優れた洗濯機と言えるでしょう。また脱水と洗濯槽がわかれている性質上、脱水の工程を行いながら洗うことができるため、大家族のような多くの洗濯物がある場合、ありがたい機能です。
問題としては、全自動でないため途中で蛇口を捻って止めなければならないため手間がかかるというもの。
強い汚れは二槽式洗濯機の方が落ちやすいため、愛用し続けてる人もいるようです。
タテ型とドラム式はどう違う?
大きく3パターンの洗濯機を紹介しましたが、形状も2パターンに分かれます。
オーソドックスなタテ型とドラム式。色々なCMをみるとドラム式のほうが節水に優れていたりと様々なメリットがあるように思えます。
ちなみに、タテ型はかくはん水流のもみ洗いで汚れを落とし、ドラム式は衣服を持ち上げて落とすたたき洗いとドラムを急速に反転させ小刻みに動かすもみ洗いの2つを採用しています。
その他、押し洗いなどを搭載した機能もあり、様々な工夫を行って汚れを落としています。
ドラム式は、タテ型洗濯機に比べ価格が高いです。容量が多かったり、構造が複雑で、高機能という優れた点があります。自分にとって一番いい洗濯機を選びたいですね。
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洗濯物って全体の水道代の割合からするとどれくらいなの?
一度に大量の水を使う洗濯機は、生活全体からするとどれくらいの割合で水を使っているのか気になりませんか?
一般家庭において、最も水を使うのはトイレです。節水型のトイレが少しずつ普及していますが、その前は1回あたり13リットルもの水を1回のトイレで流していたそうです。節水型では、4リットル程度になっているためおおよそ3分の1の量ですね。
その他、お風呂や炊事など水を使うポイントって多いですね。
割合にすると、トイレが28%。お風呂が24%、炊事が23%、洗濯が16%、洗顔や歯磨きなどその他9%と言われています。
お風呂は、シャワーにすればその分使用する量は減りますが、ちりも積もれば山となるという言葉を体現したのが水道代です。
ちょっとした工夫が全体的な節水効果を生み出し、水道代の節約につながっていくのでしょう。
洗濯物の節水も大切ですが、トータル的な節水が節約に繋がるでしょう。
まとめ
洗濯機の節水方法をまとめました。
洗濯機の機能としても節水タイプのものが多く出回ってきていますが、水の量を抑えるということは洗濯物の量が増えれば汚れが落ちにくいということにつながってしまいます。少量を何回かに分けて行うことで、解決されますが一人暮らしの場合、小まめに行っていればそれほどまで溜まらないでしょう。
溜め込んで一気にやりたい場合は、お風呂の残り湯など有効活用するのが節水効果バツグンです。すすぎは水道水を行うにしても、40〜50リットルの水をリサイクルできるというのはとてもありがたいこと。毎日シャワーだという人も、洗濯機を回す日はゆっくり湯船に浸かるという理由にもなるためプチ美味しい気分になります。
残り湯を使うメリットは、節水だけでなく温度が高いため汚れを落とせるということ。
リサイクルした上で、さらにいいことがあるのは幸せですね。
洗濯での水道代を半分に抑えることができれば、年間で三千円〜六千円の節約になるため、癖づけていきたいですね。