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20代での金銭感覚が一生を決める！バランス良く貯金し豊かに使おう
20代でどれくらい貯金ができるでしょうか？
人によっては、1,000万円超えているという人もいれば、100万円以下という人もいます。
30歳での平均貯金額は、300万円程度といわれています。これは、大学卒業して月に平均3万円を貯金してけば到達可能な金額です。
逆にいうと、もっと大きな金額を貯金に回すことができれば500万円も1,000万円も貯金を作り出すことが可能です。
しかし、ただ貯金を積み上げているだけでは豊かな人生かというと疑問が残ります。自分自身が描く理想の人生やライフプランを考えることこそが20代において大切なことです。
十分満足行く30代を送りたいと考えているJOOY読者にとって、しっかりと考えておく必要のある問題です。
今回は、20代でどれくらいの貯金を作り出すことができるのかを踏まえて、30代半ば以降の理想の生き方を考えていただければと思い、お金に関しての考え方・スタンスをまとめました。
将来、何にどれくらい必要なのかも踏まえて知っていくといいでしょう。
コンスタントに貯金を積み上げれば目標1,000万円の貯金も不可能ではない！
多くの方が大学を卒業して、働き始める年齢を考えると8年という年月が20代という時間です。大学院まで進学したり、何かしらの事情で卒業する年齢が高くなってしまった場合、働いてお金を増やすことができる期間は短くなります。それでも、5年～6年程度はあるでしょう。逆に、高卒や専門学校を卒業してから働いている人は、10年近く収入を得る機会はあります。
自分の収入を知り、支出をすればどれくらい貯蓄に回せるかがわかります。
単純に、手取りが20万あって、家賃や食費、生活費や交際費などにトータル15万使っているというのであれば、5万円残すことができ、5万円全額を貯金に回すことができれば、1年間で90万円。ボーナスなども多少残すという計算でいられれば、年間100万円の貯金をすることができるでしょう。
貯金に回せる金額が3万円だったとしても、ボーナスも含めるとおおよそ50万円の貯金を残すことができます。
家賃がかからない実家や生活費を削ることで、残すお金は増やすことはできます。
収入の大部分を残すことができれば、貯金は一気に貯まる
支出を大きく抑えることができれば、収入の大部分を残すことができます。
年間で300万円の収入があるとします。4年間で1,200万円になるでしょう。1,000万円を貯金に回すとして、4年間で使えるお金は、200万円。つまり、1年間で50万円計算になります。1ヶ月間4万円の支出で過ごしていくという方法を取れば、短期間で一気に貯金をすることができます。
もちろん、この方法は理論値に近いので物理的に難しい人も中にはいるでしょう。実家ぐらしの人で家にお金を入れながら、残業ばかりで、仕事に集中し、ごはんもお弁当持参という形になるかもしれません。実行可能な人は、相当恵まれた環境を持っていて始めて可能になります。
高額収入ではなくても、理論的には不可能ではないということを知って下さい。
実際に気になるのは他の人はどれくらい貰ってるの？！
高額収入であれば、貯金に回せるのはわかるけれど自分の収入はそんな高いとは思えないしなぁ。と思っている方、多数いらっしゃるでしょう。実際に、20代の同世代は、どれだけ貰ってるのか、気になりませんか。
2014年4月にマイナビニュースで発表された内容では、3割の人が、手取りが16～20万円。同じく、3割り程度の人が手取り21～30万円という内容でした。
しかし、手取りが15万円以下という人が25％程度います。
逆に31万円以上の高額収入を得ている方は、約14％の方です。こちらは、残業代なども含めてということなので実際のところどれくらいの時間を働いているかはわかりませんが、基本的に基本給が高いというところはおそらく少数で、残業代で稼いでいるという方がほとんどのように思えます。
つまり収入が高く、貯金に回せる金額が多いという方もいらっしゃるということ。しかし、あなたの現状がどうかはわかりませんので、ないものねだりをするのではなく、今の現状からどうやって豊かになっていくかを考えるのがいいでしょう。
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貯金の平均値や中央値ってどうなの？気になる20代の貯金事情
20代で貯金する金額の平均や中央値ってどうなのか気になります。
確かに、貯めている人は1,000万円以上あるでしょう。しかし、中々貯金ができない人もいるはずです。
2015年8月にAll Aboutが発表した記事に各世代の貯金の平均値と中央値が掲載されています。
20代では、平均の貯金額は、183万円です。しかし、平均値は貯金の金額が多い方もいらっしゃいます。高額の人に平均値が引っ張られてしまうこともあるので、場合によっては参考にならないことも。
しかし、中央値を見てみると30万円となっています。中央値は、貯金額を小さい順に並び替えをし、ちょうど中央の人の金額を引っ張りだしているだけです。41％が貯金を全くしていない世帯なので、中央値が30万円というのも納得できます。
その人の状況によって貯金しやすい、貯金しにくいなど事情は変わってきます。
一人暮らしをしている人ならば、家賃も負担になってきます。また、奨学金を活用していた方は返済ということも出てきます。
多くの方が、貯金できてないという状況なんですね。
男性から見て気になるのは女性の貯金事情。一人暮らしでも関係ない！
貯金していくのはいいけれど、男性からしてみたら女性の貯金事情は気になりませんか？
実際どれくらい貯めているのか。
もし、彼女にするならば貯金をしっかりしている人の方がいいのか。貯金は多くはないけれど、金銭感覚が合う人がいいのか。
結構悩みませんか？
一般的なイメージだと、女性は支出が多く、一人暮らしだとそれほどまでにお金を貯めることができないように思えます。
しかし、そんなことはなく堅実に考えており、コンスタントにお金を残すことができている女性も多いためおおよそ200万円近くのお金を残していると考えられます。
総務省統計局が出したデータで、平成21年のものと今よりちょっと古いデータではありますが、その時では約200万円の金額を貯金に回しているということが発表されているため、6年経った今では、それ以上に増えている可能性があります。
20代～30代は結婚という一大イベントも多く、生涯のパートナーを選ぶ人も多いでしょう。末永く幸せな人生を築くためには、貯金を含めた金銭感覚はとても大事です。
将来のこともふまえた貯蓄と使い方のバランスを考えていきたいですね。
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貯金ばかりしている20代はどう見られる？？
20代で貯金1,000万円貯めていたり、このまま行けば30歳までには大台に届きそうといった人いるでしょう。
しかし、周りの人からはどう見られることが多いのでしょうか？
- あんまり遊んでなさそう
- 趣味ってあるのかなぁ？
- 仕事に忙殺されているだけじゃない？
- つまらない人生送りそう
- （実家の場合）親の脛をかじって恥ずかしくないのかな？
- そんなに貯めて何に使うんだろう？
- 欲がなさそう
- ケチっぽい
場合によっては、ネガティブな見られ方をしてしまうこともあるでしょう。
高額収入でしっかり貯金しつつも、遊んだり、使うところにはちゃんと使っている人であればすぐに理解してくれます。
しかし収入が平均的で「趣味は貯金です」みたいな方は、同性からも異性からも怪訝な感じで見られてしまうこともあるでしょう。
何のために貯金をする？？20代での金銭感覚が一生続く
貯金をしている人の多くは、何のために貯金するのでしょうか？
- 老後のため
- 何かあった時のため（怪我や病気で働けなくなった時のため）
- やりたいことがあるからまとまったお金が必要なんです
- ただなんとなく……。
目的があって、貯金をするならば素晴らしいと思います。
何かやりたいことがあって、自分の中で目標金額を設定して、貯金しているならまだいいでしょう。
もちろん、何かあった時のために蓄えておくことも必要です。しかし、重要なのは「使うべきところに使えるかどうか？」という金銭感覚です。
30代に差し掛かる人との会話で実際にあったことです。
大学から働き始めて、おおよそ8年になり、貯蓄も1,000万くらい貯まってきたそうです。
しかし、結婚もまだだし将来の不安は解消されないので、何かしらにお金を使っていきたいと。でも、貯めたお金が減っていくのが怖くて何もせずに数年が過ぎて今も何も変わらず。仕事に対する不満と不安が同居し、これから先どうしていいかずっと悩んでいるとのこと。
このように貯めるだけ貯めておいて、いざ使おうといった時に無くなるのが怖くて新しいことができないという人もいます。これは、20代の時に上手に使うということをやらなかったことが原因だと考えられます。
もちろん、必要に迫られた出費は確実にすると思いますが、自分で選択していい形で使おうという行動は、20代に培ったお金に対する考え方がしっかりしていないと難しいでしょう。
20代では、貯蓄もある程度はあったほうがいいと考えられますが、使い方も勉強になります。いい使い方をすれば、瞬間的には苦労するかもしれませんが、それがいつまでも続くわけではないです。
使い方もしっかり学んで欲しいところです。
お金の使い方を勉強するにはどうすればいい？？
貯金はできても、お金の使い方を勉強するのは難しいといわれています。
あまりに使い過ぎると後で後悔しますし、使いどころを間違えると身につくこと何もないです。
使い方を勉強するのも一つの「投資」だと考えることが大切です。それを踏まえてどのように使っていけばいいか考えていきましょう。
予算をしっかり決めるのがいい
自分の収入（手取り）が分かれば、何にどれくらいの金額を使えるのか予算配分できます。家賃を含む生活費に60%の金額を使っているのであれば、そこから20%は確実に貯金に回すとして、残りの20%を何かに使えます。無くなっても大丈夫という感覚で、無くすなら有効的な使い方をしていこう！というのが重要な考え方です。
高級層の味を知るために、一食二万円するようなディナーを食べに行くのもいいし、毎月新しいことにチャレンジするために二万円使うというのも一つの選択でしょう。
使ったからには何かしら得ようという感覚を持つことが大切です。
自分が必要としているところに使う
また使い方を限定するのであれば、自分が必要だと言い切れることに対して使うのがいいでしょう。
すべてのお金を使う際に、「これは必要なのか？」、「必要じゃないのか？」で選ぶといいです。
自分に対して必要なものにお金を使うことができれば、将来大きい買い物をするときに失敗することないでしょう。
また、無駄遣いも減らすことができるのもいいですね。
まとめ
20代の貯金について深く切り込んでみました。
収入が低くても理論的には貯金をすることはでき、支出をどうやって減らしていくかが課題になります。
30歳までに、貯金1,000万円という金額は不可能ではなく、かなり節約するか収入が高ければ不可能ではありません。
しかし貯金ばかり積み上げた結果、周りから思われるようなことも変わってきます。ポジティブに思われる反面、ネガティブな捉え方をされる場合もあるでしょう。
重要なのは貯金の金額というより、貯めているお金はどういった目的をもっているかです。貯金をすることが目的ではなく、豊かな人生を送るための手段としてお金が必要です。
ということは、どうやってお金を使っていくかということも大切なことの一つではないでしょうか。
20代に培ったお金の感覚は、30代、40代にへと引き継がれていくでしょう。使うことに怖がっていたら、より大きか使い方をするときに失敗してしまうこともあります。
良い人生を送るためにも、貯金と使い方のバランスをしっかり考えてくださいね。
いい30代、40代を過すためにも今を楽しんでください。
