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冷凍したハンバーグは、時間がない時使える保存食!アレンジ沢山お手軽料理
皆さん、ハンバーグは好きですか?
ちっちゃな時からハンバーグといったら洋食の王様で、レストランに行ったらとても心を踊らせていた記憶があります。ハンバーグは小さい子どもだけでなく、幅広い世代から愛されている洋食といっても過言ではありません。外食時に食べるハンバーグも家で食べるハンバーグも美味しいことには変わりなく幸せな気分になれます。
家で作る場合、作りすぎた時に冷凍保存できることも嬉しいことの一つですね。しかし冷凍ハンバーグは、扱いが難しくちょっと間違った調理法を行うと味が抜けてしまったり、パサパサしてしまったりと残念なことが起きてしまいます。
そこで今回は、冷凍ハンバーグの美味しい食べ方や作りすぎた時の保存法をまとめました。
一番いいハンバーグの冷凍保存はどれだ!
ハンバーグを冷凍保存する際、いくつか考えたい点があります。基本的に焼いてから保存する方が良さそうな気がしますが、種のまま冷凍保存する場合どうなのでしょうか?
冷凍したものを調理する場合、焼いたものはレンジで解凍できますが、種の場合は解凍してから焼き上げる必要が出てきます。
調べてみると、どちらにおいても冷凍ハンバーグを解凍するにはコツがありポイントを抑えれば美味しいものができあがります。
種のまま保存する冷凍ハンバーグ
種のままハンバーグを冷凍保存すれば、いつでも焼きたてが楽しめます。そんな美味しいハンバーグを気軽に短時間に味わいたいという方は種のまま保存したいでしょう。その場合、種の作り方から工夫する必要があります。
冷凍保存に適したハンバーグの種の作り方
ハンバーグの種は、熱に弱くすぐに変色してしまいます。また、こねる過程で雑菌が入ってしまう可能性があります。雑菌が入り、ちょっと温まってくるとすぐに繁殖してしまうので、衛生面からの危険性が増します。
それを防いでおく必要があります。
こねる時には、手袋やビニール袋などを利用しながら、素手で種を触れることなくこねていくのがいいでしょう。
また、手の温度の影響から傷みやすくなってしまうため、ボウルの下に氷水を当てるなどできるだけ冷やした状態でこねると美味しく出来上がります。
美味しさを保つためには十分こねること
美味しさを保つためには、十分にこねてる必要があります。種の温度が高くなってしまっただけでなく十分にこねていない場合、ドリップ(肉汁)が出てしまい、旨味がなくなります。十分にこねたあとに、冷凍ハンバーグを作る準備を始めます。
直接素手で触れないようにそのままラッピング
これから焼くぞ!となった種を冷凍保存するわけですが、この時も直接素手で触れないように成型し、1つずつラップで包んでいきます。冷凍した状態をそのまま焼いていくことを考えるのであれば、種から空気を抜き、中央にくぼみを作っておくのがいいでしょう。冷凍保存するものは、1つずつ金属パットなど急激に冷えるものの上において、そのまま冷凍ハンバーグを作ります。
ある程度、冷凍ハンバーグになった段階でジップ付きの保存袋などにラップで包んだハンバーグを入れていきましょう。そして、ストローなどで空気を抜いてしまうのが一番いいです。空気がしっかり抜けたら、再度冷凍していきます。
この方法が、種のまま冷凍ハンバーグを美味しく保存するための方法です。
焼いた後のハンバーグを冷凍保存する方法
焼いた後のハンバーグを冷凍保存する方法も種のまま保存する方法と似ています。焼いたハンバーグの場合、まず粗熱を取る必要があるため、十分に冷まします。十分に冷めたら、一つ一つラップに包んで、金属パットの上に敷き詰め、冷凍していきます。ある程度冷凍したら、ジップ付きの保存袋に入れて、十分に空気を抜き、再度冷凍していきます。
種のままと焼いた後のハンバーグの冷凍保存のメリット・デメリット
どちらに状態の物でもメリット・デメリットは存在します。
焼いたものは、種のものに比べて長期保存ができます。解凍するのも、電子レンジが使えるので時間がない時楽だったりします。お弁当にハンバーグを詰めたりする場合は、こちらのほうがいいですね。ハンバーグの種のまま保存する場合、焼きたてを食べることが上げられるでしょう。しかし、肉汁が出やすくなり旨味が逃げてしまったり、長期保存に向かなかったりします。
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冷凍ハンバーグの解凍方法と焼き方
冷凍ハンバーグの上手な解凍方法の一つとしてあげられるのは、焼いているもの・焼いていないものどちらも共通して、前日に冷蔵庫に移し自然解凍します。当日でも約6時間程度かければ自然解凍していきます。触ってみて固さがなくなったら大丈夫です。自然解凍したら、ハンバーグを焼きましょう。美味しい焼き立ての味が楽しめます。
あらかじめ焼いていたハンバーグなら、電子レンジで解凍することもできますので、お弁当用などに用いたらいいでしょう。
冷凍のままハンバーグを焼こう
自然解凍させる時間がない時に重宝するやり方です。フライパンの上に、冷凍ハンバーグと60ccの水を入れます。アルミホイルなどで蓋をしてから弱火でじっくりと焼きます。6~7分程度じっくり焼き、最初に入れた水分がなくなったらひっくり返します。蓋をして4~5分程度焼き続けます。
両面に綺麗な焼色をつけていくために、両面ずつ2~3分程度こんがり焼いていきます。十分焼けたと思ったら竹串などを刺してみて、透明な肉汁が出てきたらできあがり。冷凍ハンバーグをそのまま焼く場合、水を使うのがコツです。蓋をして蒸し焼きにしていくと冷凍ハンバーグは綺麗に解凍されジューシーさを取り戻します。
気になるのは冷凍ハンバーグのカロリー
冷凍ハンバーグは、サイズによってカロリーは変わります。
おおよそ、100gで、230kcalです。
玉ねぎなどの野菜、パン粉、卵などとひき肉を使用するため、分量や肉の種類によって変動します。お店のハンバーグのジューシーさを出す場合、牛脂など油を多く使うため、予想以上にカロリーが高くなる場合もあります。しかし、お家で作る場合は、そのあたりを上手くコントロールできるでしょう。
冷凍ハンバーグのカロリーを落とすためには
冷凍ハンバーグをカロリーダウンさせるためには、肉の分量を抑えることが大切です。例えば、おからや豆腐を肉に混ぜあわせてかさ増しをすることで1個あたりのカロリーは減ります。また、ハンバーグの調理法によってもカロリーをちょっと落とすことができます。焼くより煮こむほうがカロリーは落ちるでしょう。
カロリーを気にする方は、冷凍したハンバーグの調理法もこだわってみて下さい。
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冷凍ハンバーグの応用方法とアイデアレシピ
冷凍ハンバーグは、そのまま解凍し焼いてハンバーグにするだけでなく、肉の塊という性質を利用すれば様々な料理に応用できます。
大量に冷凍ハンバーグを作っておくことで、ハンバーグ以外の料理に手軽に使えるのがいいですね。冷凍ハンバーグを用いたレシピをまとめました。
冷凍ハンバーグを使ったレシピ:ロコモコ
ハワイで有名なハンバーグを使ったどんぶり、ロコモコを冷凍ハンバーグを使ったら簡単にできます。冷凍ハンバーグをレンジで解凍します。アボカドやししとう、トマトなど、付け合せの野菜切って、油で炒めるものは炒めます。生のものはそのままで。
目玉焼きもあらかじめ焼いておくといいでしょう。解答した冷凍ハンバーグをフライパンで焼き、ロコモコのタレをフライパンに入れ煮立たせます。水溶き片栗粉を用いて、とろみをつけます。
ある程度出来上がったら、盛り付けに入ります。どんぶりにご飯を半分程度入れ、刻み海苔と千切りにしたきゅうりを乗せます。ハンバーグ・目玉焼き・付け合せの野菜を乗せ、タレをかけます。
最期にマヨネーズや刻みネギをトッピングして、本場顔負けの美味しいロコモコができあがります。
冷凍ハンバーグを使ったレシピ:煮込みハンバーグ
ニンニクと玉ねぎをみじん切りにし、ナスとトマトはへたをとって皮を向いて一口サイズにカット。フライパンに油を引いて、ニンニクと玉ねぎを炒め火を通します。ある程度火が通ったら、ナスとトマトを入れて、更に炒め塩コショウをします。蓋をして、水とコンソメ、ローリエを入れて5分程度中火で煮込みます。その後、常温に解凍した冷凍ハンバーグを入れて弱火でコトコト煮込みます。8分間程度経ち、味が馴染んできたら塩コショウで味を整えます。
最期に盛り付けをし、チーズや粉チーズで仕上げます。付け合せの野菜などを盛り付けるととても豪華な見た目な煮込みハンバーグが完成します。トマトでのレシピを紹介しましたが、デミグラスソースや和風ソースなどでも煮込みハンバーグを作ることはできます。
冷凍ハンバーグを使ったレシピ:ロールキャベツ
余った冷凍ハンバーグを使って、ロールキャベツに変身させよう!
種のままの冷凍ハンバーグを解凍し、卵とニンニクを混ぜあわせ、ロールキャベツ用の種に作り変えよう。キャベツの葉をさっと塩ゆでします。ロールキャベツを作る個数分のキャベツをゆでます。水を張った器にキャベツを入れ、ラップをかけ電子レンジで1分程度温めてもいいでしょう。
キャベツが柔らかくなったら、芯を取り除き、肉を乗せ巻いていきます。肉は、俵型になるようにすると見た目も綺麗です。料理用の紐で結んで、中身が零れないようにします。
ロールキャベツを茹でていきます。大きめの鍋に敷き詰めていき、一緒に煮込む具材(玉ねぎやトマト、きのこ類)をいれ煮込んでいきます。
弱火で45分程度煮込んで、ロールキャベツの完成です。途中かき混ぜながら中身を見るのもお忘れなく。
冷凍ハンバーグを使ったレシピ:ピカタ
残った冷凍ハンバーグをちょっとアレンジして、ピカタを作ってみましょう。
卵を溶いて、片栗粉と塩コショウを入れて混ぜあわせます。解凍したハンバーグを、この卵に浸します。
これを油を引いたフライパンで焼いていきます。最初は両面を焼き、ある程度卵が焼けてきたら、卵液を潜らせ、ハンバーグの横面も焼いていきます。この手順を繰り返し、ハンバーグが卵で隠れたら完成です。
ピカタは、お弁当のおかずとしても重宝します。
冷凍ハンバーグを使ったレシピ:ピーマンの肉詰め
ピーマンの肉詰めも冷凍ハンバーグを使えば簡単にできます。ピーマンに入るくらいのミニハンバーグを用意します。市販品の冷凍ミニハンバーグでも作ることができます。ピーマンを半分に割り、種やへたなど取り除きます。そこにミニハンバーグを乗せていくわけですが、そのままだと取れてしまうので、チーズや溶いた小麦粉などを接着剤代わりにします。
接着剤を使っても、焼いているうちに取れてしまう可能性があるので、食用紐で結んだり、肉などを巻きます。ピーマンの方から焼いていき、多少焦げ目が付いたら肉の方にひっくり返していきます。弱火でじっくり焼いていけば完成します。
ハンバーグは冷凍のままでもできるので手間が省けるメニューです。ピーマンの肉詰めもピカタと同様お弁当のおかずとして重宝します。
ピーマンの代わりにしいたけなどを使用した肉詰めも応用が利きますね。
まとめ
冷凍ハンバーグの美味しさを保つための冷凍法と解凍法を紹介しました。
冷凍ハンバーグは、種のまま保存する場合は、雑菌など繁殖しないようにできるだけ低い温度でビニールや手袋などを用いて、素手で直接触れずにこねましょう。
しっかりこねることによって肉汁が出ていくことなく保存することができます。また、ラップやジップ付きの袋を用いることで密封し、美味しさをキープできます。
焼いてから冷凍する場合も同様で、出来る限り密封するのがコツです。解凍する場合は、6時間以上冷蔵庫で自然解凍するか60ccの水と一緒にフライパンで焼くことでジューシーさを保てます。冷凍ハンバーグはいつまで保存できるかというと種のまま冷凍した場合は、長くても2週間。焼いた場合は、1ヶ月程度まで保存できます。
冷凍したハンバーグを使ったレシピは、様々な利用法があります。単純にハンバーグとしてのメニューだけでなく、肉詰め料理やロールキャベツ、グラタンやロコモコなど、アレンジ方法はたくさんあります。
冷凍ハンバーグを活用して、食卓を少しでも豪勢にしてください。